ダラス・カウボーイズのスポットライトは昨年にシーズンを終了させるほどのけがを足首に負ったクオーターバック（QB）ダック・プレスコットの回復具合に当たっているものの、主力レシーバーの一人も足首の不調と戦っている。

カウボーイズのワイドレシーバー（WR）アマリ・クーパーが足首の負傷を抱えており、トレーニングキャンプには間に合わないかもしれないと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが現地9日（水）に伝えた。

深刻なけがだとは見られていないものの、クーパーは2週間ほど前に足首の“炎症”を抱え、ランニングが禁じられているとラポポートは述べた。足首の休息が必要であり、今後2週間から3週間は走ることができない見込みだ。キャンプ開始を逃し、PUPリスト（故障者リスト）に載るかもしれないという見方は、ランニングが禁じられる中でクーパーが再び足首を負傷することを避けるために調整しきれないのではないかとの懸念から来ている。

現地9日（水）に行われた記者会見でヘッドコーチ（HC）マイク・マッカーシーがこの状況について説明した。

「アマリについては、足首の問題に今も取り組んでいる。彼は残るミニキャンプには参加しない。トレーニングキャンプに向けた準備が整うことを願うだけだ」とマッカーシーは述べた。

2018年シーズン半ばにレイダースからカウボーイズにトレードされて以来、クーパーは攻撃陣の中心となってきた。3年連続で1,000レシービングヤード越えのシーズンを送ったクーパーは、ビッグDでの2年と少しで2度のプロボウル選出を果たしている。

カウボーイズのレシーバー陣――クーパーやシーディー・ラム、マイケル・ガラップを筆頭とする――は才能あふれるメンバーを擁しているものの、クーパーの不在は大きいだろう。ただ、今のところはトレーニングキャンプの遅れですみそうだ。

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