フリーエージェントのRBトッド・ガーリーがレイブンズを訪問
2021年06月10日(木) 23:15トッド・ガーリーはNFLキャリアの次のステージで生まれ故郷に戻れるのか?
元プロボウル選出のランニングバック(RB)は現地10日(木)、ボルティモア・レイブンズを訪問していると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じている。
メリーランド州ボルティモアで生まれた26歳のガーリーは、アトランタ・ファルコンズでの1シーズンを終えて新たなチームを探しており、これまでにデトロイト・ライオンズのワークアウトに参加している。
ロサンゼルス・ラムズにいた5シーズンで、ガーリーはオールプロのファーストチームに2回、プロボウルに3回選ばれた。しかし、ヘビーワークを何年も続けた結果、膝を痛めてしまった。昨シーズンのガーリーは明らかに遅くなっていた。195回のアテンプトでのキャリー平均はキャリア最低の3.5ヤードで、679ヤードとタッチダウン9回に終わった。カットも遅く、以前のような爆発力は影を潜めてしまった。
レイブンズには現在、バックフィールドにJ.K.ドビンズ、ガス・エドワーズ、ジャスティス・ヒル、タイソン・ウィリアムスとドラフト外のルーキー、ネイト・マクラリーがいる。レイブンズとしてはエドワーズの後ろに保険として、もう一人欲しいところかもしれない。昨シーズン彼らがリリースしたベテラン、マーク・イングラムのいたスポットだ。
ディアンドレ・スイフトとジャマール・ウィリアムスがRBの中心となるデトロイト、そしてボルティモアをガーリーが訪問したということは、彼がキャリアの現段階において毎ダウン馬車馬のように働く役目ではなく、ベテランの補強に徹する用意があるという表れだろう。
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