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チーフスOLロングが下腿を負傷、トレーニングキャンプ不参加か

2021年06月11日(金) 10:40


シカゴ・ベアーズのカイル・ロング【Ryan Kang via AP】

カンザスシティ・チーフスのオフェンシブライン再建に障害が発生した。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロとイアン・ラポポートは情報筋の話を元に、ガード(G)カイル・ロングが足を負傷し、トレーニングキャンプに参加できない可能性があると伝えた。ペリセロは下腿の負傷だったと報じている。

しかしながら、ロングにとってこのけががもたらすタイムフレームは、実際のところは朗報かもしれない。ペリセロによれば、検査を受けたロングはレギュラーシーズン開幕前に復帰できる希望を持っているという。

チーフスのヘッドコーチ(HC)であるアンディ・リードは現地10日(木)、ロングが手術を要する可能性があるとしながらも“様子を見る”と話した。

相次ぐけがによって一度は引退していたロングは、カムバックを試みていた。元プロボウラーであるロングはシカゴで過ごしたキャリア最後の2年は12試合の出場にとどまっている。

今、復帰を目指すロングは再びけがというハードルに直面した。

「フットボールに戻る準備をするためにできることはすべてやっていた。なんの後悔もない。毎日良くなっていたし、新しいチームとすごく楽しくやってきた。自分にどうにかできることをコントロールすることに集中する。昨日のはそういうことじゃなかったのさ! 祈ってくれてありがとう」

チーフスはこのオフシーズンにパトリック・マホームズの守りを強化してきた。ロングを加入させるとともに、Gジョー・トゥニーとも高額の契約を結んでいる。また、レフトタックル(LT)オーランド・ブラウンもトレードで手に入れた。負傷によって手薄にならないための計画はすでに効果を発揮している。ロングのけががレギュラーシーズンまで響いたとすれば、1年戦線を離れていたローレント・デュバニー・ターディフの復帰がチーフスにベテラン先発Gをもたらすことになる。

他のチーフスの動きとしては、コーナーバック(CB)シャーバリウス・ウォードが2巡目テンダーにサインしている。

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