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タイタンズ攻撃陣は相手に苦渋の選択を迫るとWRジョーンズ

2021年06月11日(金) 13:47


フリオ・ジョーンズ【Perry Knotts via AP】

アトランタ・ファルコンズからの大型トレードを経て、ワイドレシーバー(WR)フリオ・ジョーンズがテネシー・タイタンズのメンバーとして初めての練習に臨んだ。

タイタンズは殿堂級の才能を手に入れるために、2022年の2巡目指名権と2023年の下位指名権を手放した。今季のジョーンズが受け取る1,530万ドルの支払いをタイタンズが引き取ったことが、比較的コストが低かった理由の一つだ。また、32歳のジョーンズについては健康上の懸念もあり、最近の負傷歴が今後の予兆だと見る向きもある。

新チームで初めての記者対応に臨んだジョーンズは、自分の年齢やけがについて心配する声に対し、昨シーズンはけがを治す時間を十分にとらなかったせいで長引かせたと話している。

昨年にハムストリングの負傷に苦しんだジョーンズは「俺としては、結局は自分を信じている」とコメントした。

「自分のタンクにどれだけ力があるかは自分で分かっている。32歳だっていうことが話題になるが、俺は若い。フットボールでは年を取ったと言えるかもしれないが、やるかやらないかだ。俺にとって、このゲームは変わっていない。俺は今も速く、強い。去年の試合については、とにかくしっかり治療できる時間がなかった。なんの言い訳もない。これから準備は整うはずだ。だから、俺の健康状態を疑ったり、そういうことを考えている人は乞うご期待だ」

ジョーンズが加入した攻撃陣には優れたレシーバーであるA.J.ブラウンやリーグでも屈指の馬車馬のようなランニングバック(RB)デリック・ヘンリーがいる。正当な評価に恵まれないクオーターバック(QB)ライアン・タネヒルと共に、タイタンズはどんな攻撃陣にも劣らない火力――そして、まだ疑問の残る守備陣――を擁している。

ライバルたちはタイタンズ攻撃陣をスローダウンさせるために、ボックスに張りつくか、セカンダリーにドロップバックするか、賭けに出なければならないだろうとジョーンズは語った。

「ディフェンス陣は本当にポジションを選ばなきゃならないだろう。ボックスに残るなら、9人をボックスにつけなきゃ。デリック・ヘンリーみたいな選手がバックフィールドにいるなら、彼に敬意を払わなきゃならない。そうなると、俺やA.J.がアウトサイドで仕事をする。ボックスに8人しか残さなければ、デリックがバックフィールドで仕事をするだろう。素晴らしいオフェンシブラインっていうのは、そういう感じだ。スキームとかがそういうふうになっている。つまり、結局はポジションを選ばなきゃならないってことだ」

ブラウンがジャージーナンバー11を譲る話を持ちかけたことについて、ジョーンズは次のように話した。

「(ブラウンが)俺に11を渡そうとしたから、俺は“俺は欲しくない、お前のナンバーさ”と言った。俺は2にするよ。まるで(ブラウンと)デリックで、1足す1で2って感じだった。11の2倍は22(ヘンリーのナンバー)だし。だから、皆は俺たちに対処しなきゃならないって感じだ。俺たち4人(タネヒルを含めて)だな、実際は。だけど、対処しなければならないのは全体としてのオフェンスだ。11人いる。それでも、この2つのことだけでも皆を力づけ、楽しませる。これは俺たちの仕事だけど、それを楽しむつもりでもある」

強力な攻撃陣が期待通りにスコアボードを荒らせば、タイタンズはこの秋に最も楽しい時期を過ごすだろう。

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