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「二度とアンディ・リードの下ではプレーしねえ」とRBリビオン・ベル

2021年06月13日(日) 21:03

カンザスシティ・チーフスのリビオン・ベル【Aaron M. Sprecher via AP】

シーズン途中でカンザスシティ・チーフスに加わり、控えめな活躍に終始したリビオン・ベルはプレーオフ最後の2試合には登場しなかった。今後、彼がチーフスの試合に出ることはもうないだろう。

フリーエージェントのランニングバック(RB)は現地11日(金)、『Instagram(インスタグラム)』のコメントの中で、AFC王者のところに戻る気がないことを明らかにした。

「二度とアンディ・リードの下ではプレーしねえ・・・するくらいなら引退する」とベルは投稿した。

だからといって、他に希望の行き先があるわけでもなさそうだ。この2週間前に彼は『Twitter(ツイッター)』で、サインは“俺様の準備ができた時”にすると述べている。

「ただサインさせるためだけに、うそや(罵り言葉)で俺をだますのはもう終わりだ。俺はもう、急いで結論を出すようなまねはしねえからな」

この言葉が昨年10月のチーフス入りを指しているのは明白だろう。彼はニューヨーク・ジェッツにリリースされた数日後にチーフスと契約している。結局、3度のプロボウラーはレギュラーシーズンで9試合に出場し、1試合平均はキャリーは7回、28.2ヤードという成績に終わった。ディビジョナルラウンドでは2回のタッチにとどまり、AFCタイトル戦とスーパーボウルでは出場機会なしだった。

ピッツバーグ・スティーラーズで最後に活躍を見せたシーズンから4年、29歳になったベルのマーケットは限られている。最新の発言によってチーフスが除外されたのは明らかだ――彼らがすでに彼をなかったことにしていなければ、の話だが。

【M】