カウボーイズRBエリオットは「人生で最高の状態」とQBプレスコット
2021年06月14日(月) 12:21ダラス・カウボーイズは、昨季にキャリアローの記録にとどまったランニングバック(RB)エゼキエル・エリオットが2021年に復活することを期待している。エリオットはチームの自主トレーニングには参加していないものの、クオーターバック(QB)のダック・プレスコットは、彼が元の状態に戻ろうと全力を尽くしていると話した。
プレスコットは「エリオットのコンディションはかなりいい」と『Dallas Morning News(ダラス・モーニング・ニュース)』に話している。「彼は人生で最高の状態にある。何より速い。彼がRBコーチと一緒に単独でトレーニングしている動画をみんな見ている。彼の切れの良さはまさに爆発的だよ。シーズンを通して万全な彼とまたプレーできるのを楽しみにしている」
昨シーズンにエリオットは15試合に出場し、979ラッシングヤード(キャリー平均4.0ヤード)と6つのタッチダウンを記録。このキャリア最低の数字は、2020年にエリオットとカウボーイズのオフェンスライン(OL)が長引く負傷に苦しんだことに加え、シーズン第5週にプレスコット自身も足首を負傷してシーズン終了まで戦線離脱したことに起因している。
エリオットの成功とチームの成功に相関関係があることは間違いない。カウボーイズはエリオットがラッシングヤードでNFLをリードした2シーズンともNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)東地区を制覇している。地上戦における彼の脅威は、パサーとしてのプレスコットの成長を長年にわたって支えてきた。
バックアップRBのトニー・ポラードは、「彼の準備が進んでいるのは確かだ」と述べている。「このオフシーズンは食生活を改善し、体調を整え、正しいステップを踏んでいることが良く分かる。彼とはオフシーズン中に何度も一緒にトレーニングをしたんだ。だから、このオフシーズンはお互いに準備を進めてきた」
プレスコットが台なしとなった2020年シーズンを乗り越えようとしている中、カウボーイズの強力なオフェンスは、健康的なOLとリーグで最も才能のあるワイドレシーバー(WR)陣によって、大きな復活を遂げる準備ができている。エリオットはカウボーイズ復活の恩恵を受けるだけでなく、自らも再び大きく貢献できるよう、このオフシーズンはあらゆることに取り組んでいる。
プレスコットは「エリオットが健康で自分の役割を果たしているとき、彼はリーグで最高のRBだ」と断言した。「彼が人生で最高の状態、あるいはNFLで最高の状態であることを目の当たりにして、ワクワクしている。今後の俺たちにとってそれは特別なものになるだろう」
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