ジェッツとWRジェイミソン・クラウダーが契約再構築
2021年06月15日(火) 13:10ワイドレシーバー(WR)ジェイミソン・クラウダーはニューヨーク・ジェッツとの現行契約に取り組む間、チーム合同練習(OTA)に参加しないと見られていた。
その10日後、契約問題は解消されている。クラウダーとジェッツは再構築された契約に合意し、2021年もクラウダーをチームにとどめるプランが強固なものになったと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えている。
クラウダーのキャップナンバーである1,137万ドル(約12億5,000万円)はジェッツのロースター全体で3番目に高い数字だった。オフシーズンの間にこのポジションに複数の選手が加わっており(フリーエージェントとしてサインしたコーリー・デイビス、2巡目指名のエライジャ・ムーア)、ジェッツのキャップスペースにまだ余裕があるとは言え、この数字はクラウダーの役割に見合わないものになっていた。以前からジェッツとクラウダーの間の結論は間もなく出ると予測されており、現地14日(月)のこの一報によって彼らが選んだ道が見えている。
今分かっていないのは、両者がどのようにして再構築の合意に至ったかだ。論理的にはクラウダーがキャップナンバーを減らしつつおそらくいくらかの即時的なボーナスを手にすることによって、ジェッツの全体的なキャップ状況を助ける一方、チームにとどまることで自分の立ち位置が揺らぐことを避ける内容で合意したと見られる。
今週木曜日に28回目の誕生日を迎えるクラウダーには、30歳になる前にもう一度契約を手にする構えは十分にできているだろう。新生ジェッツにとどまることに満足している様子のクラウダーは、契約年が実入りの良い年になることを願っている。
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