NFLチームの半分で51名以上の選手がワクチン接種済み
2021年06月16日(水) 12:17NFLで新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連のさまざまなニュースが伝えられてきたのに続き、今回もたらされた最新情報によれば、リーグのメンバーたちは一つの基準点に近づいているようだ。
NFLの32チーム中、16チームで51名以上の選手がワクチン接種済みとなった。他の16チームのワクチン接種済みの人数は50名以下となっている。
アクティブロースターの53名というマジックナンバーをこれらの数字と照らし合わるのも悪くはないが、現時点では正確さに欠ける比較になるだろう。今のところ最大で90名の選手をロースターに加えることが許容されており、50名という数字はワクチン接種完了に近いとは言えない。
コーチングスタッフとチーム職員はほぼ全員がワクチンを接種している。30チームの第1層および第2層のメンバーがワクチン接種率95%以上に達しており、他の2チームも90から95%の間に位置する。
COVID-19プロトコルの緩和と、第1層および第2層の従業員たちが制限されたエリアに立ち入ることを可能にするために、リーグは“正当な”免除要件のない限り、これらの人員にワクチンを接種することを義務づけている。第1層にはコーチングスタッフが含まれ、これらの大部分がワクチンを接種した事実は励みになる。
先週、選手やスタッフ、その家族たちにワクチンについての教育を行ったり、ワクチンを提供したりといった取り組みを行ったワシントン・フットボール・チームのロン・リベラHC(ヘッドコーチ)とタンパベイ・バッカニアーズのブルース・エリアンスHCがワクチン接種についてそれぞれに語っていた。エリアンスHCはぶっきらぼうにこうコメントしている。「普通に戻りたければワクチンを打て」
想定されていたほど進みが早くなかったとしても、リーグがその方向に向かっているのは確かだ。
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