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パッカーズ社長兼CEOのQBロジャースに関するコメントに意見する元僚友

2021年06月16日(水) 12:46


グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース【AP Photo/Morry Gash】

クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースとグリーンベイ・パッカーズをめぐる最新の騒動は、チームの社長兼CEOであるマーク・マーフィーがMVPのロジャースを「複雑な人物」としたことに端を発している。

ロジャースの元チームメイトであり親友でもある『NFL Network(NFLネットワーク)』のアナリスト、ジェームズ・ジョーンズは現地14日(月)の『NFL Total Access(NFLトータル・アクセス)』でこの状況について意見を述べた。パッカーズの元レシーバーのジョーンズは、「みんなリラックスして」と訴え、次のように話している。

「みんな落ち着ついて、力を抜こうぜ。俺はマーク・マーフィーとは良好な関係だ。彼はチームの選手全員といい関係を築いている。彼は今でも俺に電話をかけてきて、俺や家族のことを気にかけてくれている。それはアーロンについても同じさ。アーロン・ロジャースのことを良く知っていれば、複雑な人間でないことは分かる。何に関してもだ。将来の殿堂入りが期待されるQBの今後のキャリアともなれば、そりゃ複雑に決まっているだろう。彼が求めているものは確かにある。それは誰だってそうだ。だから複雑になる。マーク・マーフィーの話を聞く限り、深読みする必要はないと思う。俺は落ち着いて、肩の力を抜いて、深読みはしない。個人的にマークを知っている身として言えるのは、彼はチームの選手全員が大好きだということ。もちろん今の状況は複雑さ。あるものを欲しがっている選手と、別のものを欲しがっている組織が絡んでいるわけで、この問題を解決するために両者は一つにまとまろうとしている。多少は複雑になるのも当然さ。俺はアーロン・ロジャースと素晴らしい関係を築いてきたけど、一度だって複雑だったことはない。つまり、彼とちゃんと関係を築いていれば、複雑なことは何もないんだ。だから俺みたいにアーロン・ロジャースと仲良くなって、一緒に問題を解決すればいいのさ」

先月、ジョーンズはロジャースとパッカーズの状況は「修復可能」だと信じているとコメントしていた。

ジョーンズはNFLでの9年間のうち8年間をパッカーズでロジャースと過ごしている。彼は2018年にロジャースが当時としては記録的な延長契約を結んだことなど、このQBに関するいくつかのニュースをいち早く世に知らせた。要は、メディア界隈でジョーンズほどロジャースとの関係が良好な人物はいないということだ。

もしジョーンズがこの“複雑な”状況を解決するようロジャースとマーフィーに呼びかけているのであれば、本件を取り巻くここ数週間の他のどの意見よりも注目に値する。

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