QBダーノルドはカロライナに来て「オーラ」が変わったとWRアンダーソン
2021年06月16日(水) 23:14カロライナ・パンサーズのワイドレシーバー(WR)ロビー・アンダーソンは、ニューヨーク・ジェッツでクオーターバック(QB)サム・ダーノルドと2シーズンを過ごした。シャーロットでダーノルドと再会したアンダーソンは、彼の変化に気付いたという。
「新たなエネルギーがあふれ出しているように見える。ニューヨークでは見られなかったまぶしいカリスマ性が感じられるよ」とアンダーソンは『Associated Press(AP通信)』に語った。「なんていうか、内から輝くような、エネルギーというか、オーラが見える――建物に入った時から、彼の近くにいるだけでそれを感じるんだ」
アンダーソンは2018年と2019年にフィールドを深くカバーする武器となってダーノルドからパスを受けた。しかし昨年はカロライナへと移り、ヘッドコーチ(HC)のマット・ルールと手を組んだ。そこでただのディープスレットとして以上に重宝された28歳のアンダーソンは2020年に初の1,000ヤード越えを達成している。
任意のOTA(チーム合同練習)には参加しなかったため、今週のミニキャンプはアンダーソンにとって新しいオフェンスでダーノルドのアクションを見る初めての機会だった。ルールHCのシステムはダーノルドの才能を開花させるのに役立つはずだと彼は信じている。
「ニューヨークのシステムはもう少し複雑で、いろんなニュアンスを含んでいて、彼や俺だけじゃなく、誰にとってもやや難しかった」とアンダーソンは述べた。「ここのシステムの方がつかみやすいと思う」
パンサーズはダーノルドに2年間コミットすることを決め、2022年の5年目オプションを行使。ドラフトではQBを選ばなかった。ニューヨークでは“ゴースト”を目撃してしまったダーノルドだが、異なる“オーラ”をまとったことで、カロライナではポテンシャルを発揮する力を得たに違いない。
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