ブロンコスが2年連続でESPNスポーツ人道チーム・オブ・ザ・イヤーのファイナリストに
2021年06月18日(金) 15:07デンバー・ブロンコスが『2021 ESPN Sports Humanitarian Team of the Year(2021年ESPNスポーツ人道チーム・オブ・イヤー)』のファイナリストに選ばれた。ブロンコスがこの賞のファイナリストになるのは2年連続のことだ。
ブロンコスはWNBA(女子ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)のアトランタ・ドリーム、MLS(メジャーリーグサッカー)のニューヨークシティ・フットボール・クラブ、MLB(メジャーリーグベースボール)のトロント・ブルージェイズらと共に、チームワークがコミュニティにいかに大きな影響を与え、要因となり得るかを示したチームに贈られる賞の候補となっている。
ブロンコスの社長兼CEOであるジョー・エリスは「ブロンコスがESPNのスポーツ人道チーム・オブ・ザ・イヤーのファイナリストに選ばれたこと――2年連続で――は、われわれの選手やスタッフ、パートナーたちがこのコミュニティに捧げてきた一貫して比類ない尽力を物語っている」と述べた。
「困難で前例のない年に、われわれは自分たちの組織内で行われ、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の救援や社会正義、青少年育成などの分野に影響を与えた多くの献身に刺激を受けてきた」
「私は特に、選手たちとわれわれのコミュニティ発展スタッフ――アリー・エンゲルケン、リズ・ジェラルズ、ボビー・メスタス、ケイティー・シュスター――に、真に意義のあり、思慮深い方法でわれわれの奉仕活動を行ってきたことに対して賛辞を贈りたい。それが最も必要とされているときに、われわれの組織は共に働き、コミュニティに並外れたサポートを行うことで危機に対応してきた」
ブロンコスが受賞者となれば、チームは『ESPN』から10万ドル(約1,100万円)の助成金を受けることになる。ファイナリストの一角として“Denver Broncos Charities(デンバー・ブロンコス・チャリティー)”が2万5,000ドル(約280万円)の助成金を受け、現地7月24日(土)に放送される『ABC』の特番で特集される。
ブロンコスは前例のない年となった2020年にさまざまな方法でコミュニティをサポートしてきた。
◆744件を通じ、850時間(230時間以上のビデオ/Zoom上の活動を含め)以上のボランティア活動
◆“Inspire Change(インスパイア・チェンジ)”プログラムを通じた社会正義活動の拡大
◆COVID-19関連での100万ドル(約1億1,000万円)以上の支援
◆唯一のプロスポーツとして“Boys & Girls Clubs of America(ボーイズ・アンド・ガールズ・クラブ・オブ・アメリカ)”の独自支部に完全出資し、2003年以来、1万4,000人以上の困窮する青少年に第二の家を提供
◆“Denver Broncos Boys & Girls Club(デンバー・ブロンコス・ボーイズ・アンド・ガールズ・クラブ)”の改築と営業再開に30万ドル(約3,300万円)を提供
◆例年実施されている“Community Grant Program(コミュニティ助成プログラム)”を通じて35の非営利団体を支援
◆“Staff Community Service Series(スタッフ・コミュニティ・サービス・シリーズ)”の運営を通じ、ブロンコスのスタッフおよびその家族に毎月、対面およびリモートでのボランティアの機会を提供
2020年のファイナリストはブロンコス、ニューヨークシティ・フットボール・クラブ、NBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)のサクラメント・キングスに加え、最終的にこの賞に選ばれたMLBのロサンゼルス・ドジャースだった。
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