アリゾナ・カーディナルスの新人ラインバッカー（LB）であるゼイベン・コリンズが現地20日（日）にスピード違反と無謀運転で逮捕された。アリゾナ州スコッツデール警察が『NFL.com』に認めている。

22歳のコリンズは10時04分ごろにスコッツデールのイーストシャパラルロード7400番地付近の時速35マイル（時速約56km）区間を時速76マイル（時速約122km）で走行している様子を捕捉された。コリンズは調書を取られた後、釈放されている。

2021年NFLドラフトの全体16位で指名を受けたコリンズは、6月8日にカーディナルスと4年のルーキー契約を結び、シーズンが開幕した際にはすぐに先発を務めると見られていた。

コリンズは先週、「かなりのプレッシャーだけど、悪くないね」と話している。

「いいことさ。皆が自分にものすごく期待してるってことだから。ドラフト上位で指名されれば、期待される。そういうもんなんだ。ドラフト上位で指名されたのに、何もしないなんてわけにはいかない。それを本当に楽しみにしているし、俺がしくじるなら、それまでだ」

タルサ大学で3シーズンにわたって活躍したコリンズはオールアメリカンに選出されていた。2020年にはブロンコ・ナグルスキー・トロフィーとチャック・ベドナリック賞を獲得。いずれも国内トップクラスの守備選手に与えられる賞となっている。

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