スティーラーズは2021年のトレーニングキャンプをピッツバーグで実施、2022年は再びラトローブへ
2021年06月25日(金) 00:38ピッツバーグ・スティーラーズは2021年にロードでトレーニングキャンプを行わない。
チームはキャンプをハインツ・フィールドとクラブのスポーツコンプレックスで実施すると発表した。
スティーラーズはこれまで、ペンシルベニア州ラトローブのセント・ビンセント大学でトレーニングキャンプを行うのが伝統だった。しかし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)プロトコルのためにもう1年ホームにとどまることを余儀なくされた。
「ペンシルベニア州ラトローブのセント・ビンセント大学で2021年のトレーニングキャンプを開催できなくなり、残念に思います」とスポークスパーソンのバート・ローテンは声明で述べた。「ファンを迎えてキャンパスで安全にトレーニングキャンプを開く準備はできていたのですが、残念ながらわれわれの計画はNFLのCOVID-19プロトコルによって承認されませんでした」
「そのため、7月下旬に始まるトレーニングキャンプはハインツ・フィールドとUPMCルーニー・スポーツ・コンプレックスで分割して実施します。練習スケジュールが決まり次第、一部の練習でハインツ・フィールドにファンを迎える計画について発表します」
「セント・ビンセント大学とラトローブのコミュニティーのサポートに感謝します。2022年に再びキャンパスを訪れることを楽しみにしています」
ホール・オブ・フェイム・ゲームでダラス・カウボーイズと対戦するスティーラーズは、7月21日(水)からトレーニングキャンプを始めることが認められている。他の30クラブは7月27日(火)からのスタートだ。
必須参加のミニキャンプで、ヘッドコーチ(HC)のマイク・トムリンは、ロードでのトレーニングキャンプが可能なのかどうかがまだはっきりしないといら立ちを見せていた。
「今頃には判明しているだろうと思っていたのだけどね」とトムリンは『The Steelers Wire(スティーラーズ・ワイヤ)』に語っていた。「ポリシーやグローバルな意思決定など、その類のものが関わると、常に思い通りにいくわけではない。そろそろはっきりしてもいい頃だと思っていたが、まだのようだね」
「机の上にはカレンダーが置いてあるので、どうなっても準備はできている。安心していい。いつ、どこにいることになろうとわれわれの準備はできている」
トレーニングキャンプは今回もホームで行うことが決定した。
スティーラーズファンにとっては残念なことだ。来年は世界が正常に戻り、チームがセント・ビンセント大学に行けることを願おう。
【M】