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新オフェンスを気に入ったチャージャーズRBエイケラー、「自分に賭けてプレーを決める」

2021年06月30日(水) 11:52


ロサンゼルス・チャージャーズのオースチン・エイケラー【AP Photo/Jason Behnken】

ロサンゼルス・チャージャーズのランニングバック(RB)オースチン・エイケラーは2020年にはわずか10試合にしか出場せず、スクリメージヤード数は2019年の1,550ヤードから933ヤードにまで減った。

現在は健康で、攻撃コーディネーター(OC)ジョー・ロンバルディの下で新しいオフェンスに参加しているエイケラーは『SiriusXM NFL Radio(シリウスXM NFLラジオ)』に対し、ニューオーリンズ・セインツがRBアルビン・カマーラにボールを渡すのと同じように、自分もOCに使ってもらえるチェスの駒だと考えていることを次のように話した。

「新しく入ったジョーについて分かったことがあるんだ。彼はプレーメーカーが成功できるように、状況やスペースに合わせて起用する。セインツがカマーラをRBのポジションでそうしているように。セインツはどんな方法でもカマーラにボールを与え、彼はプレーを決める。とういうことは、このチームでは俺にかかっているということさ。少なくともコーチが俺を信頼してくれるのなら、俺はきっちりプレーを決めてコーチの判断が正しかったことを見せてやる。もし俺ができなかったとしても、このチームには他にも才能のある選手がたくさんいる。それがいいんだ。自分にプレッシャーがかかるからな。自分自身に賭けてプレーしないといけないところがいい。それは間違いない」

陰で持ち上がっているオフシーズン最大の疑問の一つは、爆発的な可能性を秘めたチャージャーズのオフェンスにロンバルディOCが与える影響だ。クオーターバック(QB)ジャスティン・ハーバートは見事なルーキーシーズンを送った。ロンバルディOCはこの若いシグナルコーラーを育て、成長させることができるか。それとも勢いは中断されるか。

チャージャーズのRB陣は昨シーズンとほぼ変わらず、万能型のエイケラーを筆頭にジャスティン・ジャクソンとジョシュア・ケリーを擁し、ドラフト6巡目でラリー・ローンツリー三世を獲得している。多様なバックフィールドだが、ロンバルディOCが好むRBの使い方、とりわけパスゲームではエイケラーが最も適していると言えよう。

エイケラーが健康であれば、1,200以上のスクリメージヤードを記録した頃のような活躍が期待できるだろう。

【R】