18年目となる2021年シーズンについて、「まだ何も決めていない」とWRフィッツジェラルド
2021年07月10日(土) 19:49ラリー・フィッツジェラルドは引退するのか?
これは、2020年シーズンが終わってからずっとアリゾナ・カーディナルスファンの頭の中で渦巻いている疑問だ。オフシーズンが始まって以来、あまり注目されることのなかった37歳のワイドレシーバーが現地9日(金)、それについて口を開いた。
もっと明快な答えを望んでいる人々にとってはやや不満の残る言葉かもしれない。
「まだ何も決めていない」とフィッツジェラルドは『ESPN』とのインタビューで述べたと『Pro Football Talk(プロフットボール・トーク)』が伝えている。「数週間後にはトレーニングキャンプが始まる。ワクワクしているよ。今年もNFLにとって素晴らしい年になるだろう」
カーディナルスのジェネラルマネジャー(GM)スティーブ・カイムがNFLドラフト前に、フィッツジェラルドの予定はチームのプランに影響しないと主張したとはいえ、パーデュー大学のロンデール・ムーアをドラフト指名したことや、3月のA.J.グリーンとの契約は、新たな一歩を踏み出す準備が両サイドにあることを示唆しているとも受け取れる。
2004年にドラフトで指名を受けて以来、カーディナルス一筋のフィッツジェラルドは、現在無制限のフリーエージェントとなっている。つまり、彼がそうすることを選ぶなら、どこのチームとでも契約できるということだ。もちろん、もう1つの選択肢として常に存在するのは引退という道だ。
適切な機会が訪れるまで、このままフリーエージェントとして漂い続けるのか、それともやはり、ここでの引退を決断するのか?
トレーニングキャンプが近づくにつれ、フィッツジェラルドがどの方向に進むのか、興味深いところだ。
【M】