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トム・ブレイディとバッカニアーズが2021年のESPY賞を受賞

2021年07月11日(日) 20:12


タンパベイ・バッカニアーズのトム・ブレイディ【Cooper Neill via AP】

NFLは2021年もESPY賞(Excellence in Sports Performance Yearly Award/エクセレンス・イン・スポーツ・パフォーマンス年間賞)に足跡を残した。トム・ブレイディとタンパベイ・バッカニアーズが再び飛び抜けた評価を受けている。

2021年シーズンを通して見せた驚くべき努力を認められ、43歳のブレイディは“最優秀男子選手賞”と“NFL年間最優秀選手賞”に輝いた。

プロになって21年目のシーズンで、未来の殿堂入りクオーターバック(QB)は4,633ヤードと40回のタッチダウンを記録し、インターセプトはわずか12回のみで、バッカニアーズをを第55回スーパーボウルへと導いた。チームにとってはフランチャイズ史上2度目の快挙であり、ブレイディにとっては7度目の偉業だった。

そのバッカニアーズも、アラバマ大学クリムゾンタイド・フットボール・プログラムやメジャーリーグのロサンゼルス・ドジャース、女子プロバスケットボールチームのシアトル・ストームといった候補を制して、スポーツ界の“ベストチーム”に選ばれている。

“ESPNモハメド・アリ・スポーツ人道賞”には、生まれ故郷のカナダ・ケベック州モントリオールで新型コロナウイルス感染症(COVID-19)との闘いに従事したカンザスシティ・チーフスのガード(G)、ローレント・デュバニー・ターディフが選ばれた。

アリゾナ・カーディナルスのQBカイラー・マレーとワイドレシーバー(WR)ディアンドレ・ホプキンスは、第10週のバッファロー・ビルズ戦で勝利を決めた奇跡的なタッチダウン、通称“ヘイル・マレー”によって“最優秀プレー賞”を授けられた。

そして最後に、フィラデルフィア・イーグルス入りが決まったWRデボンタ・スミスが、アラバマ大学での最終シーズンに見せた優れたプレーを評価され、“最優秀大学男子選手賞”に選ばれている。2020年に1,856ヤードと23回のタッチダウンを達成したスミスはイーグルスの目に留まり、4月のNFLドラフトで1巡目指名を受けていた。

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