HUBフットボールのキャンプでTEに挑戦する元WRマシューズ
2021年07月13日(火) 11:27これまでフィラデルフィア・イーグルス、バッファロー・ビルズ、サンフランシスコ・49ers でワイドレシーバー(WR)としてプレーしてきたジョーダン・マシューズが今週末にタイトエンド(TE)への転換を試みる。
NFL、CFL(カナディアン・フットボール・リーグ)、 USFL(ユナイテッド・ステイツ・フットボール・リーグ)のフリーエージェント(FA)とUSA Rugby(USAラグビー)のスカウトを対象にトライアウトを主催する『HUB Football(HUBフットボール)』は、現地18日(日)にサンディエゴで開かれるキャンプにマシューズがTEとして参加することを発表した。
イーグルスから2巡目指名を受けてキャリアをスタートさせたマシューズがWRからTEにポジションを変更することいううわさは先月に広まった。当時『ESPN』のターロン・ダベンポートはマシューズが約14kg増量したと報じていた。
以前は約98kgでWRとしてプレーしていたマシューズをHUBは約107kgで日曜日のトライアウト参加者のロースターに登録している。
NFLでの7シーズンでマシューズはWRとして274回のキャッチで3,288ヤードとタッチダウン22回を記録。そのほとんどはイーグルスとの最初の3シーズンに積み上げたものだ。昨季は49ersで2試合にしか出場しておらず、参加した14回のオフェンススナップでターゲットになることはなかった。
ジャクソンビル・ジャガーズのティム・ティーボウとニューヨーク・ジャイアンツのケルビン・ベンジャミンに続いて、マシューズはNFLでのキャリアを再構築するために今オフシーズンにTEに転じる最新の選手となる。
マシューズが最後に公の場に姿を見せたのは、ノースダコタ州立大学出身者向けの2回目のプロデーで、49ersに入団したクオーターバック(QB)トレイ・ランスからパスを受けていた時だ。この週末は28歳のマシューズにとって、TEへの転向をスカウトにアピールする最初のチャンスとなる。
トライアウト参加者の中で他に注目すべきはデンバー・ブロンコスとヒューストン・テキサンズでセーフティ(S)としてプレーしていたラヒム・ムーアだ。31歳のムーアが最後にNFLのレギュラーシーズンでプレーしたのは2015年。その後2016年はクリーブランド・ブラウンズで、2017年はジャイアンツでオフシーズンのみプレーした。2019年はAAF(アライアンス・オブ・アメリカン・フットボール)に移り、2020年はXFLのDCディフェンダーズで過ごしている。
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