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イーグルスQBハーツとの再会に「大学時代みたいで懐かしい」と新人WRスミス

2021年07月14日(水) 11:56


フィラデルフィア・イーグルスからドラフト指名を受けたアラバマ大学のデボンタ・スミス【AP Photo/David Dermer】

フィラデルフィア・イーグルスの新人ワイドレシーバー(WR)デボンタ・スミスはこのオフシーズンに、かつてアラバマ大学で共にプレーしたクオーターバック(QB)のジェイレン・ハーツと再会した。スミスによれば、2人はすぐに数年前の大学時代と変わらぬ関係を築いたという。

スミスは現地13日(月)、アラバマでのキャンプ中に「またそのつながりができてうれしいよ。大学時代みたいで懐かしい」と『NBC Sports Philadelphia(NBCスポーツ・フィラデルフィア)』のジョン・クラークに話している。

ドラフト前には体格を懸念されていたスミスだが、NFLへの移行は誰が見てもスムーズだった。イーグルスのライトタックル(RT)レーン・ジョンソンは月曜日に『Good Morning Football(グッドモーニング・フットボール)』に出演した際、このルーキーWRを絶賛している。

「俺たちは彼を“スリム・リーパー(細身の死神)”と呼んでるんだ。もうニックネームになったんじゃないか」とジョンソンは述べた。「方向転換やボールを扱うスキルで、キャンプの早い段階から周りを感心させているよ。あまりしゃべらないけど、プレーではたっぷり見せてくれる。彼のような優秀な選手がいれば他のレシーバー陣にとっては良い影響しかないだろう。だから俺たちはみんな彼に期待している。今年、大活躍してくれると思う。スリム・リーパーから目を離すなよ」

今年はイーグルスでWR1になる準備ができているかと月曜日に聞かれたスミスは「そのつもりだ」と答えている。

アラバマ大学で卓越したルートランナーであることを証明してきたスミスは、昨年に1巡目で指名されたジェイレン・リーゴーや3年目のトラビス・フルガムとともに、イーグルスのトップWRとしてすぐに活躍するに違いない。彼のルーキーシーズンがどれだけ爆発的なものになるかは、ハーツとのつながりが途切れなく続くかどうかで決まるだろう。

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