元スティーラーズのプロボウラー、ルーズベルト・ニックスが引退
2021年07月14日(水) 14:56かつてプロボウルに選出されたフルバック(FB)/スペシャルチーマーのルーズベルト・ニックスが、現地13日(火)に『Instagram(インスタグラム)』で引退を表明した。
ピッツバーグ・スティーラーズに5シーズン所属していたことのあるニックスは、「すべての最高の思い出と経験に感謝」とつづっている。
「俺はあの瞬間と経験のためにゲームをプレーした! 俺はチームの一部になるためにゲームをプレーした! それが俺の人生を組み立て、調和をもたらしたから、俺はこのゲームをプレーした!」
「それが俺の道だったから、俺はこのゲームをプレーした!
自分がインパクトを与えられるプレーヤーだったから、俺はこのゲームをプレーした!
心の奥底で、自分がプレーするどんなゲームでも変えられると分かっていたから、俺はこのゲームをプレーした!」
「このゲームは俺が求めたすべて、俺が必要としたすべてを与えてくれた。世界中のものすごくたくさんの人々の心に触れられる才能を神が与えてくれた。そのことに本当に感謝している。俺の家族たち、みんなを愛しているし、俺を支えてくれてありがとう! 俺がくぐりぬけてきた苦悩をみんなほど知っている人はいない! 友人たち、いつも気持ちを浮かび上がらせてくれる場所に俺をつなぎとめてくれてありがとう! 俺自身が自分の中にその場所を見つけられないときに、俺の中にそれを見つけてくれてありがとう! スティーラーズとスティーラーネーション、俺が毎週日曜日にプレーしたいと思うファンベースやスタジアムはここだけさ! 皆への恩はずっと忘れない。最高の思い出と経験に感謝! もし俺の物語が君の胸を打ったとしたら、どうか神の導くまま、お金をためて、賢い決断をして、自分自身と家族をずっと守れるようにしてほしい! 皆を愛している #45」
ケント州立大学のディフェンシブラインマンとしてニックスはアトランタ・ファルコンズと契約したものの、その後カットされ、スティーラーズでFBとして歩む道を見いだした。
ニックスはスティーラーズで5シーズンを過ごし、2017年にプロボウルに選出された。キャリアを通じてキャッチ12回、69ヤード、タッチダウン1回を記録しており、そのすべてが2017年シーズンにマークしたものだ。また、キャリアでキャリー4回、4ヤード、タッチダウン1回も決めている(こちらも2017年の記録)。チームへの貢献は主にスペシャルチームとしてのものだった。
2018年シーズンを前にスティーラーズと4年契約を結んだニックスだが、けがの問題によって2020年にカットされる。2020年シーズンが始まる前にインディアナポリス・コルツと契約したものの、レギュラーシーズンがはじまる前に放出されていた。
29歳のニックスは今、現役生活に終止符を打っている。
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