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ライバルQBハーバートへの発言は「誤解」と説明したマホームズ、「彼のことはとても尊敬している」

2021年07月15日(木) 00:14


カンザスシティ・チーフスのパトリック・マホームズ【AP Photo/Mark Humphrey】

参加したアメリカン・センチュリー・セレブリティ・ゴルフ・チャンピオンシップ・トーナメントのラウンド中、カンザスシティ・チーフスのクオーターバック(QB)パトリック・マホームズはレイクタホでファンとの交流を楽しんだ。

途中、後援者の1人がマホームズに対し、“来年はジャスティン・ハーバートに注意した方がいい”と沿道から声を掛けた。

マホームズは軽い調子でこう切り返した。「見たら信じるよ」

言い回しが少々間違っていた点はこの際置いておいて、まるでマホームズがAFC西地区のライバルで2020年のオフェンス部門年間最優秀新人賞に選ばれたハーバートをまったく相手にしていないかのように聞こえるこの動画は一気に拡散された。

現地13日(火)、『USA Today(USAトゥデイ)』のジョーリ・イプシュタインとの電話インタビューで、マホームズは真意について説明し、決してロサンゼルス・チャージャーズのQBをからかうつもりはなく、ファンと悪意のないやりとりをしていただけだと述べた。

「うん、なんか誤解されちゃったみたいだね」とマホームズはイプシュタインに話した。「そこにいたレイダースとブロンコスとチャージャーズのファンと軽く話をしていただけなんだ。選手としての彼のことはめちゃくちゃ尊敬しているよ」

ハーバートはルーキーQBとして素晴らしいシーズンを過ごした。15回の先発で、チャージャーズのQBは31回のタッチダウンを投げ、インターセプトは10回、4,336ヤードというルーキーのパッシングヤード記録を作った。

「彼が1年目であれだけのレベルのプレーができたってことは特別だよ」とマホームズは述べた。「あんなことができる人は多くない。この先俺は、彼を相手にタフな試合をたくさん強いられるのは分かっているよ。だから、ちょっとしたジョークだったんだけど、どうやらまたツイッターで炎上しちゃったみたいだね」

昨シーズン、5年連続でAFC西地区のタイトルを取ったチーフスに、チャージャーズが2021年に対抗し得ると一部で信じられている大きな理由がハーバートの存在だ。

「彼のことはめちゃくちゃ尊敬している」とマホームズはハーバートについて述べた。「人としても、選手としてもね」

【M】