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ジェッツのアシスタントコーチ、グレッグ・ナップが事故で重体

2021年07月21日(水) 13:53


ニューヨーク・ジェッツのグレッグ・ナップ【Joe Robbins via AP】

ニューヨーク・ジェッツのパスゲームコーディネーターであるグレッグ・ナップが自転車に乗っている際に自動車に衝突され、予断を許さない状況にあると『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが現地20日(火)に伝えた。

このニュースを最初に伝えたのは『9News Denver(9ニュース・デンバー)』のマイク・クリスだった。

ジェッツがナップ家の代理として下記のような声明を発行している。

ナップの家族はこの声明の中で「グレッグは素晴らしい父であり、夫であり、人々とのあらゆるかかわりの中に人生への情熱が感じられる人です」と述べた。

「彼は私たちの揺るぎない、そして最大のサポーターであり、変わらない愛とインスピレーションをもって私たちが毎日より良い自分になるよう努力するのを後押ししてくれます。多くの人がコーチとしての業績によって彼を知っていますが、父や夫としての彼の影響はそれをはるかに上回ります。彼と人生を共にすることができ、私たちはとても幸運です。継続して救いの手を差し伸べて下さるみなさんに、心より感謝します。皆さんのサポートは私たちにとってのこの世界です。どうかグレッグと私たち家族のために、祈っていてください」

ナップは過去23年にわたってNFLのアシスタントコーチを務めている。1997年にオフェンシブクオリティコーチとしてサンフランシスコ・49ersに加入したのが、リーグでの最初の仕事だった。49ersでは2001年から2003年に攻撃コーディネーター(OC)に任じられている。その後はアトランタ・ファルコンズ(2004年から2006年)、オークランド(現ラスベガス)・レイダース(2007年から2008年)、シアトル・シーホークス(2009年)でOC、2010年から2011年はヒューストン・テキサンズのクオーターバック(QB)コーチに。2012年は再びオークランドでOCを務めている。そこから4シーズンはQBコーチとしてデンバー・ブロンコスに所属(2013年から2016年)し、2018年から2020年にアトランタでQBコーチとして働いている。

今年はロバート・サラーHCの初年度を迎えたジェッツにパスゲームのスペシャリストとして加入していた。

「グレッグは素晴らしい人間で、彼と彼の家族がこのような困難に直面しているとは想像しがたい」とサラーHCは声明で語った。

「グレッグはその楽しい性格や、親切な心、豊富な知識によって、ここに来て以来われわれのコーチや選手、スタッフ全員と誠実なつながりを築いてきた。この恐ろしい事故からの回復に向けて彼を応援すべく、彼のために祈り続けてほしい」

――NFLメディアのすべてのメンバーがナップとそのご家族のために祈りを捧げます。

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