シンシナティ・ベンガルズが現地27日（火）にトレーニングキャンプを開始し、クオーターバック（QB）ジョー・バロウも参加する予定だ。

『NFL Network（NFL ネットワーク）』のイアン・ラポポートによると、バロウはキャンプに向けてのPUP（故障者）リストやNFI（非フットボール故障者）リストには含まれておらず、ワークアウト開始時には健康な状態でフィールドにいるとのことだ。ACL（膝前十字靱帯／ひざぜんじゅうじじんたい）断裂によりルーキーシーズンの最後の6試合を欠場した2020年の全体1位指名選手にとっては、新たに小さな節目を迎えることになる。

バロウの膝の状態は、5月下旬の時点で85％程度回復したという。オフシーズンのチーム活動で印象的な活躍をしたバロウは、1年目の続きから再開する準備ができていそうだ。あるいはもう少し先の段階から再開するかもしれない。リハビリではボールをよりダウンフィールドに走らせ、より爆発的なオフェンスを導くために、メカニクスを調整した。元ルイジアナ州立大学（LSU）のチームメイトであるジャマール・チェイスが加わったことも、2年目のQBを後押ししている。

昨年のバロウは投球の65.3%を成功させ、2,688ヤード、タッチダウン13回、インターセプト5回を記録し、ベンガルズの10試合に先発して結果は2勝7敗1分だった。健康状態の回復に合わせて、2021年にはこれらの数字がすべて改善されるだろう。

【RA】