NFLによるQBワトソンの調査は現在も進行中、チームの活動参加に制限なし
2021年07月28日(水) 13:40現地25日(日)にヒューストン・テキサンズのトレーニングキャンプに合流したクオーターバック(QB)デショーン・ワトソンは、今も性的暴行などの申し立てについてNFLの調査を受ける一方で、現時点ではチームの活動への参加について“何の制限もない”ことをリーグが火曜日に明かしている。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが取得した声明には「デショーン・ワトソンに対する重大な申し立てについての調査は現在も進行中である」と記されていたという。
「われわれはヒューストン警察と協力し、NFLの調査が彼らの捜査を妨げないよう配慮している」
「引き続きさらなる情報を集め、法執行上の展開を見守る中、われわれは団体労働協約と個人行動規範に沿った適切な決断を下すつもりだ」
「現時点では、ワトソンのチームの活動への参加に何ら制限はない」
ワトソンは3月から4月にかけて22件の民事訴訟で性的暴行および性的いやがらせを申し立てられていた。これを受け、ヒューストン警察は4月2日に捜査を開始したと発表している。
NFLは3月から調査を行ってきた。
しかしながら、ペリセロが指摘したところによれば、リーグは原告の多くや、関連する情報を持つと見られる第三者との接触を制限されている。警察が捜査中であるため、リーグが証拠に触れることはできず、リーグ側の調査担当者もまだワトソンと話していない。ただし、後者に関してはよくあることであり、リーグの調査は通常、問題の人物との話を最後のステップとしているとペリセロは述べている。
ワトソンが民事訴訟を起こされたのは1月にトレードを要求した後のことだった。ワトソンは今もトレードを模索しており、チーム側もトレードに対して前向きな姿勢を見せている。
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