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カウボーイズQBプレスコットが肩の筋挫傷、深刻なものとは捉えず

2021年07月29日(木) 17:41

ダラス・カウボーイズのダック・プレスコット【AP Photo/Michael Owen Baker】

クオーターバック(QB)ダック・プレスコットの昨シーズンを終了させたけがからの復帰の物語に最初の脅威が訪れた。

プレスコットは右腕に痛みを感じて現地28日(水)の練習を早めに切り上げている。チームの声明によれば、MRI検査では右肩に筋挫傷が確認されたという。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のジェーン・スレーターが取得したこの声明で、プレスコットは「今日、特定のスローをしたときに少し痛みを感じて、あまりプッシュしないと決めた」と述べている。

「そういうことは慎重に、賢明にいった方がいい。深刻な妨げになるとは思っていない。毎日様子を見ていくし、そのうち良くなるよ」

プレスコットがいつ練習に復帰するかなどの情報は明らかになっていない。

5試合で1,856ヤードを投げ、タッチダウン9回を記録するというスタートを切った2020年シーズンに、プレスコットは足首に恐ろしいけがを負って戦線から離脱した。カウボーイズはプレスコットと共に2勝3敗を記録し、プレスコットがいない試合で4勝7敗となっている。

オフシーズンをリハビリに当てたプレスコットは長く待たれた大型契約を結び、足首の問題を過去のものとしてカムバックの準備を整えていた。

プレスコットは水曜日の練習で投球側の手に痛みを感じてチームドリルから抜けている。トレーナーと共に状態を確認したプレスコットはジョギングでフィールドを後にした。

今のところ、プレスコットはこれを深刻なものとは捉えていない。しかし、カリフォルニア州オックスナードでカウボーイズのトレーニングキャンプが続いていく中で、テキサスの人々やNFL界の目はプレスコットの足や、新たに生じた肩の具合に注がれている。

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