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IPPプログラムの選手たちにプレシーズンでヘルメットに国旗の使用が可能に

2021年07月30日(金) 01:55


プロデーに参加したIPPプログラム候補生【NFL】

NFLインターナショナル・プレーヤー・パスウェイ(IPP)プログラムが優れたイニシアチブを発揮した。

リーグからクラブ側に対し、2021年のプレシーズンでロースターに載っている14人のインターナショナル・プレーヤーたちには、母国の代表であることを示す国旗のデカールをヘルメットに貼ることが認められるとの通知があったと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが報告している。

現在、IPPは8つの国から14人の選手を11のクラブに送り込んでいる。来月からは全NFL選手のヘルメットに貼られているアメリカ国旗に加えて、オーストリア、オーストラリア、ブラジル、チリ、ドイツ、イタリア、メキシコとイギリス国旗を並べることが可能になる。

「これはクールなイニシアチブだ。NFLからクラブに対し、ロースター上の14人のインターナショナル・パスウェイ・プレーヤーたちには2021年のプレシーズンで母国の国旗を(アメリカ国旗に加えて)ヘルメットに付けることが可能になるとの連絡があった。つまり、来月からはメキシコ、イタリア、ドイツ等の国旗がヘルメットに見られるということだ」

NFLインターナショナルのスタッフとクラブのマーケティングスタッフが協力して、アメリカ国内や国際プラットフォームにいるIPPの選手たちにデカールの使用を広げていくことになる。

2017年にスタートしたプログラムは国際的な一流アスリートたちにNFLレベルで戦うための機会を与え、スキルを磨いて、最終的にNFLのロースターに加われるようにすることを目的としている。

【M】