カーソン・ウェンツのインディアナポリス・コルツでの新たなスタートに待ったがかかった。

ウェンツは足を負傷して現地30日（金）の練習を欠席しており、現在は状態を見極めているところだという。『NFL Network（NFLネットワーク）』のマイク・ガラフォロが金曜日の『Inside Training Camp Live（インサイド・トレーニングキャンプ・ライブ）』で伝えた。チームの考えと希望としては、軽傷のようだとガラフォロは付け加えた。

ウェンツに代わってコルツのファーストチームのレップスはバックアップのジェイコブ・イーソンが担当した。

センター（C）のライアン・ケリーも肘のけがで1日をサイドラインで過ごしている。『Herald Bulletin（ヘラルド・ブレティン）』によると、けがはドリル中にランニングバック（RB）のマーロン・マックが彼に突っ込んだことによるもので、ケリーは数週間休む可能性があるとのこと。

他に3人の選手が金曜日のセッションを欠席している。ガード（G）クエントン・ネルソン、ワイドレシーバー（WR）T.Y.ヒルトンとタイトエンド（TE）ジャック・ドイルだ。ウェンツやケリーと違い、この3人の欠席の理由はけがではなく、休養を取るためだ。

2016年のドラフトでフィラデルフィア・イーグルスから2巡目指名を受けたウェンツは、2つのドラフト指名権と引き換えにコルツにトレードされ、初めてのトレーニングキャンプを迎えている。イーグルスでの時間を終わらせた悪夢のような2020年シーズンまでは、明るい未来を期待されたクオーターバック（QB）だった。彼はそれをもう一度取り戻そうとしている。

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