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ベアーズのナギーHC、3番手QBフォールズに注目するチームが現れる可能性を認識

2021年08月01日(日) 04:13

ニック・フォールズ【NFL】

シカゴ・ベアーズのヘッドコーチ(HC)を務めるマット・ナギーは現地31日(土)、ベアーズがクオーターバック(QB)ニック・フォールズをトレードする可能性、あるいは、少なくともその可能性における自らの役割について軽視した。

「私は彼にそれについて話していない。彼からも話はない。われわれが取るべきものではないというか。そこには行かないということだ」と明かしたナギーHCは「繰り返しになるが、われわれの手の及ばないものだ。彼は、われわれにとって素晴らしい存在になるために、自分にできる限りのことをしようと必死だ。われわれの関係で私が気に入っているのは、彼が今の自分の居場所に満足していること、素晴らしい場所にいるということだ」と続けている。

ベアーズではドラフト1巡目で指名されたジャスティン・フィールズとアンディ・ダルトンが主に先発QBの座を争っており、次にクオーターバックを失うチームがロッカールームに欲しがるかもしれないかつてのスーパーボウル王者であるフォールズを3番手に擁しているのだ。

少なくともナギーHCはそれを認めている。

「スーパーボウルのMVPであり、多くの試合に先発してきた選手であり、さまざまな意味で本当に興味深いキャリアを歩んできたのだから、彼にはその資格があると思う。つまり、彼のようなキャリアを持つ者ならば、どのチームにでもいけるということだ。3番手としては、チームは彼のような選手に注目するだろう」

フォールズがシカゴに移動して初めて挑んだシーズンはパスオフェンスに苦戦し、先発した7試合で5敗を喫するなど記憶に残らないものとなった。

【C】