グリーンベイ・パッカーズのクオーターバック（QB）であるジョーダン・ラブは2020年にドラフト1巡目で指名されて以来フットボールの試合に出場していない。

2020年のシニアボウルに出場してから1年半以上が経過したラブは、プレシーズン第1週の現地8月14日（土）にパッカーズがヒューストン・テキサンズと対戦する際に初めてプロの試合に出場できることを楽しみにしている。

「めちゃくちゃ楽しみだ」と言うラブは5日（木）に次のように語った。「最後に試合をしたのは大学を卒業してから出場したシニアボウルだった。1年半以上前じゃないかな。今はめちゃくちゃ興奮しているよ。去年からずっと準備してきてようやくこの瞬間が来たんだ。この最初のプレシーズンゲームのために1年間トレーニングしてきたようなもの。外に出てプレーするなんてめちゃくちゃ楽しみだ」

ラブはルーキーシーズンでスナップ1回分すらプレーできず、QBアーロン・ロジャースが2020年のAP通信年間MVP賞を受賞するのをサイドラインから見守っていた。昨年はプレシーズンの活動がキャンセルされたことでラブが自身の実力を印象づけ、成長するための具体的な機会が失われてしまった。今シーズンはユタ州立大学出身のラブが、3試合のエキシビションで多くのプレータイムを得られることになるだろう。

ロジャースをめぐるドラマが2022年に持ち越されたことで、プロとして初めて練習以外の場でラブがどのようなパフォーマンスを見せるかに注目が集まっている。

パッカーズのプレシーズンの最終2戦にあたるニューヨーク・ジェッツ戦とバッファロー・ビルズ戦はそれぞれ、東部時間8月21日（土）16時25分[日本時間22日(日) 5時25分]と東部時間8月28日（土）13時[日本時間29日(日)2時]に開催される。

【RA】