ロサンゼルス・ラムズを率いるショーン・マクベイは今年も、プレシーズンに主力選手に危険なリスクを冒させるつもりはないようだ。

ラムズが新しいクオーターバックを迎え入れたことで、マクベイHCがこれまでのプレシーズンのアプローチを見直すかもしれないと考えていた人々は考え直す必要がありそうだ。『Doug Gottlieb Show（ダグ・ゴットリーブ・ショー）』で、クオーターバック（QB）マシュー・スタッフォードがプレシーズンに出場するかどうかを問われたマクベイHCは、否、の回答をもたらした。今年もなければこれからもない。

『Rams Wire（ラムズ・ワイヤ）』のキャメロン・ダ・シルバに対し、「私がヘッドコーチである限り、ラムズのプレシーズンにマシュー・スタッフォードがスナップに参加する可能性はゼロだ。それは絶対にない」と話したマクベイHCは「彼がプレーすることはない。だからこそ、練習で他のチームと対戦し、競争力のある状態を試すことが重要になってくる。今週の土曜日にはカウボーイズと練習する。レイダースとは2回を予定している。そういったことを常に考えているのだ。プレシーズンで負傷した選手がいたら、その試合をもう一度できるとか、“プレシーズンで選手を失ったから2試合できることになったね”と、後からスケジュールに追加されるとか、そういったことがない限り、意味があるとは思えない」と続けている。

ラムズの指揮官に就任して以来、マクベイHCはプレシーズンを軽視しており、先発組にレギュラーシーズンに向けた準備をさせるのではなく、ロースターの番手の低い選手を練習させている。昨年はプレシーズンがなかったが、それでもマクベイHCの考えに変わりはなく、有用性を見いだしていないようだ。

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