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チーフスOLデュバニー・ターディフが手の骨折で4週間から6週間の離脱

2021年08月11日(水) 14:12

ローレント・デュバニー・ターディフ【AP Photo/Mark Humphrey】

カンザスシティ・チーフスのオフェンシブラインマン(OL)であるローレント・デュバニー・ターディフはフィールド外で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と戦う道を選び、2020年シーズンをオプトアウトした。

今季にNFLのフィールドに戻ろうとするその歩みは遅れることになる。

デュバニー・ターディフが練習中に手の骨を折り、4週間から6週間にわたって離脱する見込みだと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地10日(火)に伝えている。

手術の必要はなく、デュバニー・ターディフにはカンザスシティ・チーフスがクリーブランド・ブラウンズと対戦する現地9月12日(日)のレギュラーシーズン初戦でプレーする可能性もあるとラポポートはつけ加えている。

カナダ出身で医学部を卒業しているデュバニー・ターディフは2014年のドラフト6巡目でチーフスの指名を受け、2015年からライトガード(RG)としてチームの先発ラインアップに連なってきた。2020年シーズンを前に初めてオプトアウトしたNFL選手がデュバニー・ターディフだった。

昨シーズンのスーパーボウルでチーフスがタンパベイ・バッカニアーズに敗れた際、クオーターバック(QB)パトリック・マホームズは試合を通して相手守備陣から追いかけまわされた。チーフスはOLの補強に乗り出し、オーランド・ブラウンやジョー・トゥニー、オースティン・ブライス、カイル・ロングらを獲得している。以前にロングが膝蓋骨を骨折しており、先発の座を争うはずだったデュバニー・ターディフの負傷はより大きく影響しそうだ。

今のところ名医は自分の治療中であり、1年の空白の後にキックオフに間に合わせることを目標としている。

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