プレシーズンのレップスに参加したいというクオーターバック（QB）ダック・プレスコットの願いは、実現の可能性が低くなっている。

『Dallas Morning News（ダラス・モーニング・ニュース）』のマイケル・ゲルケンによれば、ダラス・カウボーイズのヘッドコーチ（HC）マイク・マッカーシーは現地18日（水）に、土曜日のヒューストン・テキサンズ戦で「彼はおそらくプレーしないだろう」と述べたとのことだ。

肩の痛みが一晩で治る問題ではないことが明らかになってから、プレスコットのプレシーズン参加は8月21日（土）を目標にしてきた。先週にプレスコットは記者団に対し、テキサンズ戦への出場を目指していることを指して「それが計画だ」と話していた。

しかしながら、プレスコットがプレーすることにそれほど大きな価値はなく、また、実戦的な練習のために急いで復帰させることにはさらに意味がない。プレスコットは大きな足首のケガを乗り越えたばかりで、レギュラーシーズンが始まる前にレップスに参加したいと思っているのは確かだろう。だが万全のコンディションでなければ意味はなく、なんとかプレーできる状態での参加は望まれていない。プレスコットの練習参加が限られていたことはこのことをさらに裏づけている。

ドキュメンタリー番組の『Hard Knocks（ハードノックス）』で見てきたように、プレスコットはサイドラインでのんびりしているような選手ではない。昨年の大半は情熱的な競技者でありながらフットボールをできずに過ごしてきたことが、今はフットボールをすることだけを望んでいる何よりの証拠だ。

そのためには、第1週まで待たなければならないかもしれない。

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