レイダースWRレンフロウに打ち負かされたことを否定するラムズCBラムジー
2021年08月20日(金) 14:39現地18日(水)に行われたロサンゼルス・ラムズとラスベガス・レイダースの合同練習のあと、ラムズのコーナーバック(CB)ジャレン・ラムジーはレイダースのワイドレシーバー(WR)ハンター・レンフロウに打ち負かされたことになっていると知らされた。
レンフロウはすぐさま『Twitter(ツイッター)』で自身の見解を示したが、その翌日にはラムジーがこの件について直接話す機会があった。
木曜日に『The Athletic(ジ・アスレチック)』のジョルダン・ロドリゲがツイートした動画の中でラムジーは、「レイダース側のメディアの一部は俺を相手にハンター・レンフロウが活躍したと思ったようだ」と述べている。
「いくら探してもそんなプレーは見つからないんだ。動画を2回も見たけど、俺が何度もやられてるところなんて映ってなかったぜ。たしかに、俺が彼を守っている時に1度だけいいキャッチがあった。それは見事だった。認めるよ。レシーバーによっては俺の名前を出すことで彼らも話題になるし、本人たちの刺激にもなるんだろうな。言っておくがこれは決してハンター・レンフロウに悪気があってのことじゃない。彼はなかなかいい選手だよ。俺たちのWRクーパー・カップに似たものを持っている」
「だけど昨日の俺はまったく問題なかった。動画でも確認したけど、調子は良かったと思っている。もしかしたらゾーンとマンツーマンの違いを理解していない人がいるってことかもな。俺はぜんぜん気にしてないけど、訂正しなきゃならない時だってあるさ。でもそれ以上のことはしないし、事を荒立てるつもりもない。俺はただ自分の仕事をするだけだ」
レンフロウのような選手がラムジーをぶちのめしている様子は、実際にその場にいなかった者にとっては想像し難い。それはラムズが試していたカバレッジによって偶然生まれた結果かもしれないし、ラムジーはそもそもレンフロウのカバーをセーフティ(S)に任せるつもりだったのかもしれない。少なくともラムジーに言わせれば、ラムジーだけが責任を負うような、シングルハイのカバレッジではなかったようだ。
レンフロウにとっては良い練習だったことには変わりない。彼は期待以上の成果を挙げてきた選手であり、レイダースでは2シーズンを通して生産性の高いパスキャッチャーとして活躍している。いずれにしてもラムジーがレンフロウに対する自分のパフォーマンスを気にしている様子はなく、要はそれがすべてということになる。
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