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ペイトリオッツのQB競争は激化? ニュートンとジョーンズがプレシーズン第2週に活躍

2021年08月20日(金) 15:49


ニューイングランド・ペイトリオッツのマック・ジョーンズ【AP Photo/Chris Szagola】

プレシーズン第2週に新人クオーターバック(QB)マック・ジョーンズが自分こそニューイングランド・ペイトリオッツの未来のQBだというイメージを強化した。しかし、それがどれくらい早く実現するかは、キャム・ニュートンのプレーによる。フィラデルフィアで現地19日(木)に実施された試合で、ベテランのニュートンは苦戦した2020年よりは、2018年のカロライナ時代にずっと近い力を見せた。

ペイトリオッツがフィラデルフィア・イーグルスを35対0で下したこの試合で、ニュートンは腕が立ち、正確で、1年前には何度も失われていた期待を抱かせるプレーを披露していた。もちろん、残念ながらイーグルスの守備陣は先発の多くがいない状態だったが、だからといってこのプレーによってニュートンが不利になるわけではない。ニュートンはポケットでの優れた足さばきと動きも見せており、その天性の才能が輝いていた。

ニュートンは試合後、「俺は自分の仕事をしようと努力しただけ。それだけだ」と話している。

競争は終わりだ。そうではないか? つまるところ、ニュートンは仕事を失わせるようなへまをまったくしなかった。しかしながら、一方のジョーンズも試合の大部分で、ジレット・スタジアムの練習場に来た当初から見せてきたものを改めて示している。彼はすでに、あるべき場所にいるように見えた。

本当に印象的だったのは、ジョーンズが見せたリズムだ。ジョーンズは自分がボールを運びたい場所を正確に把握し、必要なときにその場所に投じた。それも驚きではない。夏が進むにつれ、ジョーンズは“スーパーボール”(スーパーボウルではない)のように跳ね返り、それまでの振るわないプレーやシリーズを吹き飛ばした。その“揺れ”でチームメイトを驚かせたジョーンズについて、レフトタックル(LT)トレント・ブラウンは“スペシャル”になれる選手だと信じている。その理由は何だろう?

ブラウンは先週「あれだけ若いのに、彼はほとんとの若手ができないようなスローを何度かしていると思う」と話している。

「落ち着いて、自分がまだゲームをプレーできると分かっているってことだと思う。これはやっぱりフットボールだ。レベルは違うけど、それでもフットボールなんだ。それはどのルーキーにとっても同じことだと思う」

コーチングスタッフはジョーンズがプレーブックをいかに急速に消化し、処理したかに感銘を受けていた。それは春のことだ。ジョーンズはまだ何かを成し遂げたわけではないが、自分の知性や全体的な指揮に対する信頼を強めている。それ等の特性は試合でも練習でも、何度も証明されてきた。

それについて知りたければ、エネルギーあふれるワイドアウト、ケンドリック・ボーンに聞けばいい。16日(月)、ボーンはイーグルスとの合同練習で、センター後ろに控えるジョーンズと共にフィールドに立っていた。パスがインコンプリートに終わった後、ただちに発せられた叫び声はベテランパスキャッチャーのものではなく、ジョーンズのものだった。ボーンのルートが間違っていると、ジョーンズがはっきりと指摘したのだ。ボーンもすぐに自分がルートを間違ったことを認め、練習後の記者会見で「マック、愛してるぜ」と叫んでジョーンズをとびきりの笑顔にさせた。

ジョーンズは攻撃陣になじんだ。ジョーンズは攻撃陣をリードした。しかし、マイアミ・ドルフィンズとフォックスボローで対戦する第1週に、ペイトリオッツをトンネルから脱出させるには、それで足りるだろうか? また、いずれその日が来るにせよ、ニュートンの方にはまだそうさせる構えはない。

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