現地19日（木）に行われたニューイングランド・ペイトリオッツとの試合開始直後に、フィラデルフィア・イーグルスのクオーターバック（QB）ジェイレン・ハーツが体調不良によってこの試合には出場しないことが明らかになっていた。

イーグルスのヘッドコーチ（HC）であるニック・シリアニは報道陣に対し、ハーツはリンカーン・ファイナンシャル・フィールドに到着した際から体調がすぐれなかったものの、プレーを視野にウオームアップすることを希望したと話している。しかしながら、胃の痛みが治まらなかったため、ハーツは診断を受けるべくスタジアムを後にした。『NFL Network（NFLネットワーク）』のマイク・ガラフォロは、この件についてチームが新型コロナウイルス感染症（COVID-19）とは無関係だと話したと伝えている。

シリアニHCは「すべてが問題ない。彼はよくなるだろう。彼は腹部に痛みを抱えていて、彼のような男がわれわれに言うのだから――彼はタフガイだ――それを知らせたということは相当痛んだはずだ」と話した。

ハーツが去った後、先発オフェンシブラインマン（OL）のジェイソン・ケルスとブランドン・ブルックス、レイン・ジョンソンも戦線から外れた。これらの選手の不在により、オフェンス全体が苦戦を強いられている。

シリアニHCは来週金曜日に組まれたプレシーズン最終戦でハーツがプレーするかについてははっきりと語らなかったものの、ニューヨーク・ジェッツと行う2回の練習が評価の役に立つだろうと述べた。

「試合のような感じだ。（合同）練習は試合のような感じだし、さらに2回の機会がある。だから、ジェッツに対しては良い仕事がたくさんできると確信している」とシリアニHCは話している。

【A】