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合同練習中の大げんかに「幼稚極まりない」と不快感を示すレイダースのグルーデンHC

2021年08月21日(土) 20:11

ファンのお手製ジョン・グルーデン人形【AP Photo/Ben Margot】

現地21日(土)のプレシーズンゲームを前に、19日(木)の午後に行われていたオークランド・レイダースとロサンゼルス・ラムズの合同練習中、大げんかが発生した。

スペシャルチームの練習中に乱闘が起き、フィールド上では収拾がつかなかったことから、ヘッドコーチ(HC)のジョン・グルーデンはジョイントセッションを打ち切り、選手たちをバスに乗せて去っていった。現場のリポーターたちによると、ラムズはその後、残りの練習を最後まで終えたということだ。

「今日は素晴らしいワークができていると思っていた。スペシャルチームの時間になるまではね。その終盤までは良かったんだ」とグルーデンは述べた。「何だったのかは知らないが、それで十分だ。実にくだらないよ。フットボールにとって有益ではないし、何にとっても有益ではない。それだけだ。プラクティスセッションは終了だ」

練習を途中で打ち切ったことについて、チームへのメッセージはあるかと聞かれ、選手たちはプロフェッショナルな振る舞いでなかったことを認識しているはずだとHCは述べた。

「メッセージなどない。彼らは分かっている。そのくらいの分別は持っているはずだ」と彼は述べた。「誰にでも分別はある。繰り返すが、けんかしていたのは全員ではない。テレビで流れるだろう。大勢がわめいたり叫んだりしていた。だが元はスペシャルチーム練習中の2人の選手がきっかけだった。そこから挑発的な発言が相次いで、それがエスカレートした。とにかく不愉快だよ、まったく。ばかばかしい。こんなことはうんざりだ。幼稚としか言いようがない」

ラムズのショーン・マクベイHCはこの騒ぎについて多くを語らず、「(ジョイントセッションを)一緒に最後まで終えることができず、残念だった。だが、そこまでにしておこう」とだけ述べた。

レイダースとラムズは21日の夜に対戦することになっている。そこでもまた乱闘は起きるのだろうか? もしそうなら、次に選手たちが対面するのは不機嫌な程度のコーチでは済まないだろう。

【M】