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オファーがあれば、「間違いなく」クイズ番組の仕事を受けていたとパッカーズQBロジャース

2021年08月21日(土) 21:20

グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャースとニューヨーク・ジェッツのザック・ウィルソン【AP Photo/Matt Ludtke】

クイズ番組『Jeopardy!(ジェパディ!)』の司会者の席がまた空いた。ということは理論上、アーロン・ロジャースにも再びチャンスが巡ってくるかもしれないということだ。

現地20日(金)に『The Ringer(ザ・リンガー)』のクレア・マクニアが伝えたところによると、新司会者のマイク・リチャーズが降板し、故アレックス・トレベックの後任がまたも不在となったそうだ。

リチャーズ降板のニュースが流れる前に『Sirius XM(シリウスXM)』の『Mad Dog Sports Radio(マッド・ドッグ・スポーツ・ラジオ)』で、ジェパディ!の仕事をやりたかったかと『NFL.com』のアダム・シャインに聞かれ、ロジャースはフットボールのスケジュールとの兼ね合いがうまくいけば、そうしたかったと認めた。

「ああ、間違いなくそうしただろう」とロジャースはシャインに答えた。「それはつまり、彼らが俺のスケジュールとの兼ね合いを見つけることができていたら、の話だけど。受けていただろうね」

ロジャースは4月に2週にわたって番組のゲスト司会を務めており、フルタイムでの就任にも乗り気だった。グリーンベイ・パッカーズのクオーターバック(QB)は当時、番組の収録は年間46日なのだから、NFLスケジュールとの兼任は可能なはずだと述べていた。

「本当に楽しかったんだ。すごく楽しかった」とゲスト司会の体験についてロジャースは振り返った。「たくさん勉強して準備したんだ。俺はやりたかったし、どうにかして自分のスケジュールと彼らのスケジュール、そして収録をすり合わせる方法がないかと考えていた。でも、最高の体験ができた。後悔はこれっぽっちもない。本当に特別な空間だった。あのステージに立てたことは非現実的だったよ」

「俺のようなジェパディ!の大ファンにとっては、あのステージに立ち、レジェンドたちの足跡をたどるのはすごく特別なことなんだ。ランボー・フィールドのトンネルを出る時に、旧スタジアムに使われていたれんがが並んでいる場所があって、このれんがの上を歩いたレジェンドたちについて記したプレートが飾ってある。時折、それらを眺めては自分をつねり、今自分のしていることがいかに特別なことなのかをかみしめ、多くの偉人たちがこの場所でそのポジションにいたんだってことを実感する。あのステージ上でもそうした瞬間がたくさんあった。アレックス(トレベック)のことを考え、長年にわたって夕方を一緒に過ごした彼が、俺や世界中の本当に多くの人々にとってどれだけ大きな意味を持っていたかを考えた」

司会の座が再び空いたことで、ロジャースが夢をかなえるチャンスをもう一度与えられるのかどうか注目してみよう。

【M】