負傷中のCBギルモアは「ものすごく頑張っている」とペイトリオッツHCベリチック
2021年08月24日(火) 14:53ニューイングランド・ペイトリオッツのコーナーバック(CB)スティーブン・ギルモアは、彼の2020年シーズンを早々に終わらせる原因となった大腿四頭筋の負傷が原因でPUP(故障者)リストに残ったままだ。
現地23日(月)、ビル・ベリチックHC(ヘッドコーチ)はギルモアについては日ごとに様子を見ていると語った。
「スティーブンがものすごく頑張ってきたのは分かっている」とベリチックHCは話す。
「私はいつもここでスティーブンを見ている。私たちが練習している間、スティーブンは他のことをしているから練習場ではあまり見かけられない。彼は自分ができることはすべてやっていて、できていなかったことはできていないままだ・・・」
「スティーブンは準備ができたら、その時に出てくるだろう。まだ準備ができていなければ、自分ができることに取り組んで、出ようとするだろう。私たちはただ、一日一日やっていくだけだ」
トレーニングキャンプが始まってから、ギルモアについてほとんど語られてこなかった。月曜日のコメントは先月のキャンプ開始以来、AP通信ディフェンス部門年間最優秀選手に選ばれたこともあるギルモアに関するコメントの中で最も多い。
ケガの心配はほとんどないと思われる。なぜなら、ギルモアが練習やプレシーズンゲームに参加していないのは、ケガの不安よりも「保留」のためだと考えられているからだ。ギルモアは昨年の昇給により基本給700万ドル(約7億7,000万円)で契約の最終年を迎える。30歳のギルモアは今シーズンの給料アップか契約延長を望んでいる。
ペイトリオッツがマイアミ・ドルフィンズとのレギュラーシーズン初戦を迎えるまであと20日だ。ギルモアが完全にケガから回復し、試合が始まる前にチームの幹部が契約状況を把握するには十分な時間がある。
【RA】