WRビーズリーらビルズ4選手、新型コロナ陽性のトレーナーとの接触により隔離
2021年08月25日(水) 10:11ワクチンを接種した選手と接種していない選手の違いが2日連続で再び注目されている。
現地24日(火)に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査で陰性反応が出たバッファロー・ビルズのワイドレシーバー(WR)コール・ビーズリーとガブリエル・デービスだが、陽性反応が出たチームのトレーニングスタッフと密接に接触したことによってチーム施設から退去させられ、NFLとNFLPA(NFL選手会)によるプロトコルで定められた5日間の隔離措置を受けなければならないと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた。
ビルズのジェネラルマネジャー(GM)ブランドン・ビーンはその後、ビーズリーとデービスに加えて、ディフェンシブタックル(DT)のバーノン・バトラーとスター・ロトゥレレアも近距離で接触したと判断され、5日間の隔離措置を受けると認めている。
チームは後に、ビーズリー、バトラー、デービス、ロトゥレレアの4名をリザーブ/COVID-19リストに登録したことを発表した。
当初、アウトラインバッカー(OLB)のA.J.クラインとマット・ミラノもトレーナーと近距離で接触をしたことにより、同じ5日間の隔離措置を受けると考えられていたが、ビーンGMは火曜日に彼らを自宅に戻したのはチームの裁量によるもので、NFLの判断ではないと述べている。また、両選手は水曜日に復帰できるとつけ加えた。
このニュースは『New York Daily News(ニューヨーク・デイリー・ニュース)』のパット・レオナルドが最初に報じている。
ワクチンを接種していない選手だけがNFLとNFLPAのプロトコルにより5日間の隔離措置を受けると義務づけられている。月曜日、ニューイングランド・ペイトリオッツはクオーターバック(QB)のキャム・ニュートンがワクチンを接種していない選手に対する毎日のCOVID-19の検査義務について誤解をしていたため、同じように隔離措置が取られたと発表していた。
ビーズリーはワクチン接種への抵抗感を露わにしており、ビルズの指導者たちはこの問題について公の場での発言をほとんど避けている。ミネソタ・バイキングスのマイク・ジマーHC(ヘッドコーチ)はチームがワクチン接種に苦戦していることを受けて、疫学者であり感染症専門家でもあるマイケル・オスターホルム博士を招き、月曜日にチームを対象に講演を行った。
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