ジャガーズ新人RBイーティーエンは足の手術へ、2021年シーズンは絶望
2021年08月25日(水) 10:39運勢を好転させようとしていたジャクソンビル・ジャガーズを待っていたのは非情な運命だった。
現地23日(月)に実施された試合でケガをした新人ランニングバック(RB)トラビス・イーティーエンがリスフラン関節に深刻な断裂を負っていると診断されたと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが状況を知る人物の話を元に火曜日に報じた。ケガの治療には手術を要するため、ルーキーのシーズンは始まる前に終了したとのことだ。
ラポポートの伝えたところによれば、もともとイーティーエンには回復に最短で12週が見込まれていたものの、ジャガーズは火曜日になってイーティーエンを公式に故障者リザーブとしていた。これらの動きによって、イーティーエンのNFLデビューは2022年まで待たれることになる。
イーティーエンは可能な限り早い時期に足の手術を受けるだろうとラポポートはつけ加えた。
当初のX線検査では異常が認められなかったため、ジャガーズはこのケガが捻挫にとどまるとの希望を持っていたものの、さらなる診断によってケガの深刻度が明らかになっている。
イーティーエンはこれまでのプレシーズンゲーム2試合で合わせてスナップ16回でプレーしており、キャリー2回、3ヤードを記録。ドラフト1巡目で指名されたイーティーエンにはランゲームとパスゲームでの活躍が期待されており、多様な役割に向けて準備すべくランニングバックとレシーバーの双方と共にレップスを積み重ねていた。
ジャクソンビルの一新された攻撃陣で突出した役割を果たすべく準備するのに代わり、イーティーエンはこれからの数カ月で回復とリハビリに努めることになる。イーティーエンのルーキーシーズンが終了したのを受け、ジャガーズはジェームス・ロビンソンとカルロス・ハイドにランニングバックの仕事の多くを任せ、パスキャッチングにはワイドレシーバー(WR)ラビスカ・シュナルトJr.を起用する見込みだ。
一方、新人クオーターバック(QB)トレバー・ローレンスはクレムソン大学時代のチームメイトであるイーティーエンを欠く状態でも自身の初シーズンに向けて力強く前進していくだろう。
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