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ブロンコスHCファンジオがQBブリッジウォーターを先発に指名

2021年08月26日(木) 08:59


デンバー・ブロンコスのテディ・ブリッジウォーター【AP Photo/Jack Dempsey】

デンバー・ブロンコスのクオーターバック(QB)争いから先発選手が生まれた。

ブロンコスのヘッドコーチ(HC)であるビック・ファンジオが第1週にはテディ・ブリッジウォーターが先発シグナルコーラーを務めることをチームに伝えた旨を、チームが現地25日(水)に発表している。

ブリッジウォーターはトレーニングキャンプとプレシーズンの最初の2週で、これまで先発を務めてきたドリュー・ロックと競ってきた。プレシーズンの2戦の両方でタッチダウンパスを1回投げている。ロックは大勝したミネソタ・バイキングス戦で印象的なパフォーマンスを見せたものの、先週に実施されたシアトル・シーホークスとの試合ではパス14回中9回成功、80ヤード、パサーレーティング79.5にとどまった。

一方のブリッジウォーターはシーホークス戦で活躍し、パス11回中9回成功、105ヤードを記録する中で、レシーバーのK.J.ハムラーに2ヤードのタッチダウンパスを通している。

水曜日の午後、ファンジオHCは報道陣に「大きな差はない」と話していた。

「2人ともよいキャンプだった。2人ともうまくプレーした。2人ともそれぞれに良くないときがあったし、良いときがあった。彼らの双方が、全体的に良かったと思う。われわれはただこの決断を下したのであり、これが今のチームが進んでいくにあたってベストだと考えている。われわれには2人の優れたクオーターバックがいる。われわれが一緒に勝つことができる2人だ。2人ともとはプレーできないのが残念だ」

ブリッジウォーターが先発の任に就くとは言え、ロックがどこか他のところに行くことはない。『NFL Network(NFLネットワーク)』のジェームス・パーマーが水曜日に報じた通り、ブロンコスはロックがまだ成長できると考えており、トレードする意向はないようだ。

ブリッジウォーターの優れたパフォーマンスが、プレシーズンの1試合を残した段階で決断を下す方向にファンジオHCを動かした。バイキングス、ニューオーリンズ・セインツ、カロライナ・パンサーズで6年のNFLシーズンを過ごしてきたブリッジウォーターは、ブロンコス攻撃陣により豊富な経験をもたらし、2021年にこのユニットを率いていく存在になる。

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