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ラムズがペイトリオッツのRBソニー・ミシェルをトレードで獲得

2021年08月25日(水) 23:58


ニューイングランド・ペイトリオッツのソニー・ミシェル【AP Photo/Charles Krupa】

2021年シーズンを前に、ロサンゼルス・ラムズがバックフィールドの補強に動いた。

彼らは2022年ドラフトの5巡目、6巡目指名権と引き換えに、ニューイングランド・ペイトリオッツのランニングバック(RB)ソニー・ミシェルを獲得したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えている。

2つの後半指名権には条件が付いているとラポポートは付け加えた。ラムズが4巡目の補償指名権を得た場合(今年ジョン・ジョンソンを失ったことによるものとして予想される)は、4巡目指名権に変わる可能性があるという。補償適用前の段階では、ラムズは4巡目の指名権を持っていない。何か変わったことが起きない限りは、ソニー・ミシェルと4巡目指名権のトレードだと考えていい。

ラムズはその後、ミシェルの獲得を認めた。


「LAに新顔!! ラムズへようこそ、@Flyguy2stackz(ソニー・ミシェル)」

ペイトリオッツは2021年のNFLドラフトでラモンドレ・スティーブンソンを4巡目指名して以降ミシェルを市場に出しており、元1巡目指名から移行する考えであることを示唆していた。

第53回スーパーボウルでタッチダウンランを決めてラムズに勝利したミシェルが、ヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイのチームに仲間入りすることになった。

2年連続の900ヤード越えでキャリアの幕を開けたミシェルだったが、2020年は苦戦した。ケガとCOVID-19リスト入りのために9試合の出場に終わったミシェルは79回のキャリーで449ヤード、1回のタッチダウンという成績だった。

混み合うペイトリオッツのバックフィールドで、元全体31位指名のミシェルには居場所がなさそうに見えた。

トレードによって、RBデイミアン・ハリスがバックフィールドを率い、驚くべきトレーニングキャンプとプレシーズンを過ごしたスティーブンソンがより多くのスナップに参加すべく、突進する図が明確となった。ジェームス・ホワイトは引き続きパスキャッチ担当だろう。ペース変更担当としてロースター入りがより安泰となるJ.J.テイラーにとってはありがたいトレードだ。

ラムズはキャム・エイカーズがアキレス腱(けん)断裂でシーズン絶望となってからRB探しに乗り出していた。その当時、マクベイはベテランRBのマーケットには目を向けず、若手たちの実力を確かめたいと述べていた。エイカーズがいなくなったことでリードラッシャーになると思われていたダレル・ヘンダーソンは、キャンプの練習で親指を痛めてしまい、非接触のジャージーで参加していた。彼はシーズン開幕に間に合う見込みだ。

ミシェルの追加によってベテランの深みが加わり、必要ならば大きな仕事量を背負える選手が増えることになる。健康体であれば、プロ4年目のミシェルはマクベイのストレッチスキームで成功できるランナーとして違いを生み出し、2重の脅威となれるだろう。

このオフシーズンに未来を担保としてクオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードを獲得したラムズは、再びのスーパーボウル出場に全てを賭けている。不毛なRBルームにその希望を邪魔させるわけにはいかなかった。また1人新たな元1巡目指名を手に入れ、実績あるベテランを蓄えてポストシーズンを目指すラムズの傾向は続く。

【M】