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膝を負傷していたベンガルズQBバロウがプレシーズン最終戦の一部でプレー

2021年08月26日(木) 13:36


シンシナティ・ベンガルズのジョー・バロウ【AP Photo/Susan Walsh】

ACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂でルーキーシーズンが短く終わったクオーターバック(QB)ジョー・バロウが、ケガをして以来の試合に出場する。

シンシナティ・ベンガルズのヘッドコーチ(HC)ザック・テイラーが現地25日(水)に、日曜日に行われるマイアミ・ドルフィンズとのプレシーズン最終戦でバロウが限定的な回数のスナップでプレーする見込みだと語った。

バロウは2022年11月22日にACLを断裂した。これまでベンガルズは元全体1位指名のバロウに対して安全策をとっている。当初のプランではバロウを3試合のプレシーズンゲームには出場させないことになっていた。その計画が調整された形だ。

テイラーHCは9月12日(日)にシーズン初戦でミネソタ・バイキングスと戦う前に、たとえ数が少なくとも試合の現場でスナップを経験し、膝の様子を見ることがバロウにとって良いことだと考えている。

バロウ自身は9カ月のリハビリを経て感触は良いと語っていたが、トレーニングキャンプでは調子に波があった。プレシーズンの戦いの中でレップスを重ねることが、若きシグナルコーラーがメンタル面で最後のハードルを乗り越え、2021年シーズンに準備する上で役に立つはずだ。

「大ごとだよ」とバロウは水曜日の練習後に報道陣に話している。

「俺たちはプレシーズンの3試合目をレギュラーシーズンの1試合目みたいにしたいんだ。試合の中で、俺がどういうふうにプレーをコールするか確認しなきゃならないのさ。彼らは練習では聞いているけれど、それを試合のような状況で聞く必要がある。だから、すごく大事だ」

バロウにプレシーズン最終戦でプレーさせるという決断は、新しく3試合の構成になったフォーマットの中で各チームがそれぞれに異なるアプローチをとっていることを強調している。

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