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コルツQBエリンガー、ACL捻挫で約4週間欠場

2021年08月29日(日) 11:17

インディアナポリス・コルツのサム・エリンガー【AP Photo/Duane Burleson】

インディアナポリス・コルツのクオーターバック(QB)サム・エリンガーは最悪のシナリオを回避したものの、2021年シーズン開幕には間に合わない。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地28日(土)に関係者の話として、エリンガーがACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を捻挫したと報じている。

エリンガーは約4週間欠場するが、手術の必要はないだろうとラポポートは付け加えた。金曜日の夜、コルツが27対17でデトロイト・ライオンズに勝利した後、フランク・ライクHC(ヘッドコーチ)は「ケガの状態は良くない」と指摘している。

幸いなことに、エリンガーはACL断裂というシーズンを棒に振る事態は避けられた。しかし、エリンガーを故障者リストに入れて開幕を迎えるためには彼を最終的に53人のロースターに入れる必要があり、故障者リストに入れば最低でも3週間は試合に出られない。

エリンガーはキャンプで好印象を残しており、QBカーソン・ウェンツがシーズン第1週に間に合わない場合の先発の座をめぐり、QBジェイコブ・イーソンにプレッシャーをかけていた。金曜日のライオンズ戦でエリンガーはプレッシャーに直面しても60ヤードの見事なパスを通すなど、パス3回中3回を成功させ、63ヤードを記録しているが、その後に負傷してしまった。

コルツは今月初めに足の手術を受けたウェンツをシーズン開幕に間に合わせることを優先的に考えている。もし、ウェンツの準備が整わなければ、9月12日(日)のシアトル・シーホークス戦ではイーソンが先発を務めることになる。

【RA】