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レイブンズRBドビンズが膝の負傷でワシントン戦を途中退場

2021年08月29日(日) 12:34

ボルティモア・レイブンズのJ.K.ドビンズ【AP Photo/Carolyn Kaster】

現地28日(土)に開かれたワシントン・フットボール・チームとのプレシーズンゲームでボルティモア・レイブンズは37対3で勝利を収めたが、ゲーム序盤でレイブンズの重要な先発ランニングバック(RB)J.K.ドビンズが負傷、重傷の可能性がある。

ドビンズは左足に体重をかけないようにしながらフィールドを離れている。スクリーンパスをキャッチした後、足が後方に曲がっており、ドビンズはすぐに左膝を抱えた。

ドビンズはそのまま医療用テントに運ばれ、ロッカールームに移動させられると膝の負傷による欠場となった。

ケガの深刻度はすぐには分からない。

2年目RBのドビンズは爆発力とずる賢さを発揮しており、最初のドライブで10ヤードを走り抜けて最終的に15ヤードをマークするなど、序盤2回のキャリーでは調子が良さそうに見えた。

ドビンズが長期離脱した場合、彼を多用してきたレイブンズのオフェンスにとって大きな打撃となる。ドビンズはルーキーイヤーに805ヤードのラッシングヤードを記録し、その勢いで2年目のシーズンも大活躍することが期待されていた。しかし、それも危うくなってきている。

プレシーズンゲーム20連勝を目指して先発メンバーの大半を出場させていたレイブンズからしてみれば、今回の負傷は不吉な兆候だ。プレシーズン初出場のクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンもドビンズがダウンした後のプレーを含めて2回サックされている。ジャクソンはパスを4回中3回成功、29ヤードをマークし、1ドライブに出た時点で試合を後にした。

【RA】