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レイブンズRBドビンズはACL断裂でシーズン絶望

2021年08月30日(月) 09:15


ボルティモア・レイブンズのJ.K.ドビンズ【AP Photo/Carolyn Kaster】

ボルティモア・レイブンズは2021年レギュラーシーズンを通じてランニングバック(RB)J.K.ドビンズの戦力を失うことになる。

現地29日(日)に行われたMRI検査でドビンズがACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂しているのが確認されたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが伝えた。ドビンズの回復と2022年シーズンに向けた準備には少なくとも12カ月が必要だと見込まれており、2021年シーズンはすべて失うことになる。MCL(内側側副靭帯/ないそくそくふくじんたい)やPCL(後十字靭帯/こうじゅうじじんたい)には損傷はなかったとペリセロはつけ加えている。

ドビンズがケガを負ったのは28日(土)にワシントン・フットボール・チームと戦ったレイブンズのプレシーズン最終戦でのことだった。ドビンズはスクリーンパスをキャッチして走り出した際にタックルを受け、膝が逆側に曲がった。すぐに膝を抱えたドビンズは助けを借りつつ、負傷した足に体重をかけないようにしてフィールドを後にしている。サイドラインにあるブルーのメディカルテントでケガの状態について簡単に確認された後、ドビンズはカートでロッカールームへと運ばれた。

2年目のドビンズは2021年にレイブンズの主役級のRBになると見られていた。22歳のドビンズはルーキーシーズンにキャリー平均6.0ヤードを記録し、アテンプト134回で805ラッシングヤード、タッチダウン9回をマーク。プレシーズンには限られたプレー時間の中でも好調に見え、ランにおける決定的な速さを示していた。より大きな役割を担うことを自認していたドビンズがパスキャッチのスキルを磨いていたのは、夏の間によく知られていた。

デプスチャートでドビンズの次に控えるのはレイブンズのラン偏重システムの経験が豊富なRBガス・エドワーズで、ドビンズの不在を受けてより大きな役割を担うと見られる。エドワーズはこれまでの3年間のそれぞれで700ラッシングヤードを超え、昨年はキャリアハイのラッシングヤード(723ヤード)、アテンプト(144回)、タッチダウン(6回)を記録した。

53名へのロースターの最終カットを前に、レイブンズのランニングバックとしては他にジャスティス・ヒル、タイソン・ウイリアムス、ネイト・マクラリーがいる。

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