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ジェッツがテキサンズDEシャック・ローソンをトレードで獲得

2021年08月30日(月) 10:30


ヒューストン・テキサンズのシャック・ローソン【AP Photo/Michael Ainsworth】

カール・ローソンを失ったことが、ニューヨーク・ジェッツに別のローソンとの契約を促した。

ジェッツがヒューストン・テキサンズのエッジラッシャーであるシャック・ローソンをトレードで獲得すると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた。ジェッツは27歳のディフェンシブエンド(DE)と引き換えに、2022年6巡目指名権(元はサンフランシスコ・49ersに帰属していた指名権)をヒューストンに渡すとラポポートは伝えている。

かつてバッファロー・ビルズからドラフト1巡目で指名されたローソンだが、その指名順に見合うだけの期待に応えられていなかった。それでもそれなりの成績は残しており、NFLでの5シーズンを通してサック20.5回、フォースドファンブル6回をマークしている。

昨シーズンにマイアミ・ドルフィンズで1年を過ごした後はヒューストンに向かい、短期契約を結ぶベテランたちに合流。ローソンはプレシーズンの最後までそこにとどまることはなかったが、ニューヨークへ活動の場を移してキャリアで3つ目のAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)東地区のチームへ向かう。

ジェッツはカール・ローソンの安定したパスラッシュを頼りにしていたものの、1週間前に頼みのDEがシーズン終了のアキレス腱断裂を喫したことでそれははかない夢と消えた。

ローソンの負傷後の最初のプレシーズンゲームに臨んだジェッツはパサーについていくのに苦戦し、グリーンベイ・パッカーズに対してクオーターバック(QB)プレッシャーを4回しか与えることができなかった。ジェネラルマネジャーのジョー・ダグラスにとって、レギュラーシーズンを迎える前に補強が必要なのは明らかであり、かつてよく対戦していた選手の中に適材を見つけている。

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