コルツWRヒルトンが首の負傷で数試合を欠場の見込み
2021年08月30日(月) 11:40インディアナポリス・コルツはワイドレシーバー(WR)T.Y.ヒルトンのいない状態でレギュラーシーズン開幕を迎えることになりそうだ。
ベテランワイドアウトは首の負傷の診断を受けているところであり、少なくともこのケガによって数週間離脱する見込みだという。現地29日(日)に『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロとイアン・ラポポートが情報筋の話を元に伝えた。
ヒルトンの回復に関する正確なタイムラインは今後数日で分かると見られている。
コルツのヘッドコーチであるフランク・ライクは報道陣に対し、ヒルトンは椎間板に問題を抱え、数試合を逃す見込みであり、チームはこの負傷がシーズン絶望のものではないとの希望を持っていると語った。ライクHCはヒルトンが最初の違和感を経験したのはコルツが金曜日の試合に向けてデトロイトに飛ぶ前のことだったと明かしている。
ヒルトンはコルツのプレシーズン3試合のいずれにも出場していない。
ヒルトンの離脱はクオーターバック(QB)カーソン・ウェンツが負傷しているのに加え、QBサム・エリンガーが土曜日にACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を捻挫し、オールプロのガード(G)クエントン・ネルソンもウェンツと同様のケガを抱える攻撃陣にとって新たな打撃となっている。ネルソンについては、陽性者と濃厚接触があった影響でリザーブ/COVID-19(新型コロナウイルス感染症)リストに置かれていた。
しかしながら、ライクHCは日曜日に、ウェンツがチームの全体練習に戻ってくる見込みであり、ネルソンは月曜日にリザーブ/COVID-19リストを脱すると話している。
さらに、ライクHCはコルツがエリンガーの負傷やプレシーズンに見せていたパフォーマンスを踏まえ、ジェイコブ・イーソンをバックアップQBに指名するとつけ加えた。
「ジェイコブがそのスポットを手に入れた。彼は良い仕事をしてきたと思う。彼の成長には本当に満足しているし、彼のためにうれしい。ジェイコブはプロらしく自らを律した」とライクHCは語った。
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