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「エキサイティングな年になる」とテンポの速いオフェンスに魅了されるビルズWRサンダース

2021年08月30日(月) 12:22

バッファロー・ビルズのエマニュエル・サンダース【AP Photo/Jeffrey T. Barnes】

ただの演技だった可能性もあるが、ワイドレシーバー(WR)エマニュエル・サンダースはバッファロー・ビルズのオフェンスをすでに満喫しているようだ。

ビルズがグリーンベイ・パッカーズに勝利した現地28日(土)の試合でサンダースはプレシーズン初の出場を果たす。絶好調のクオーターバック(QB)ジョシュ・アレンによる8回のターゲットのうち4回でキャッチを決めて27ヤードを稼いだ。

サンダースの出場時間は限られていたものの、そのすべてをアレンをはじめとする攻撃陣のファーストチームの大部分と共にプレーしており、観客と34歳のサンダースは2021年に期待できそうな興奮を少しだけ味わうことができた。

サンダースは「楽しかったぜ。練習では味わえないものだ」と『Syracuse.com(シラキュース)』に述べている。「アップテンポでハドルもなく、ボールを飛ばしまくる。楽しかった。練習ではハドルをしてからプレーに入るから、展開が速すぎで“何が起きてるんだ?”ってなったよ。でも実戦でどうなるかがようやく分かった。エキサイティングな年になることは間違いない」

ビルズは2020年シーズンのように、今年も世間をあっと言わせるようなシーズンになることを願っている。アレンと攻撃コーディネーター(OC)ブライアン・ダボールが指揮するリーグ2位のオフェンスに率いられたビルズは、昨シーズンを13勝3敗で終え、第55回スーパーボウルへの進出まであと1勝のところだった。

プレシーズン最終戦でのビルズの戦いぶりを見る限り、フランチャイズ史上最高のシーズンを築き上げようという気持ちは強いようだ。アレンのパスの洗礼を受けたサンダースは、スーパーボウルのチャンピオンとして2度の大舞台を経験しているだけに、チームの躍進を支える重要な役割を担っていると言えるだろう。

ビルズの最終的なゴールへの道のりは9月12日(日)のピッツバーグ・スティーラーズ戦から始まる。

「練習と試合ではまったく別物だから実戦での経験が必要だった。このプレシーズンゲームで学んだことをテンポの速い展開や呼吸のコントロールなど、すべてに活かすことができる。スティーラーズとの開幕戦が待ち遠しい」とサンダースは話している。

【R】