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49ersのホランドLBコーチ、がん治療のために休職

2021年08月31日(火) 17:03


サンフランシスコ・49ersのジョニー・ホランド【AP Photo/Jeff Chiu】

長年NFLでアシスタントコーチを務めてきたジョニー・ホランドはサンフランシスコ・49ersで5シーズン目を迎えることになっていたが、多発性骨髄腫が再発し、がん治療を受けるためにしばらく休職することを現地30日(月)に発表した。

49ersのラインバッカー(LB)コーチである56歳のホランドは2019年9月に多発性骨髄腫と診断されて以来、症状の緩和と再発を繰り返してきたという。9月6日から現場を離れる。

ホランドはチームを通じた声明の中で次のように述べている。

「私と私の家族にとって感情的な数年間でした。2019年9月、私は多発性骨髄腫と診断され、緩和と再発を何度も繰り返してきました。残念ながらがんが再発したため、9月6日からチームを離れて治療を受けることになりました。私の診断の詳細をお伝えすることで、がんと闘っている人たちの代弁者となり、希望の光となり、他にも闘っている仲間がいるんだということを思い出していただければと思います」

「ヨーク家、ジョン・リンチ、カイル・シャナハン、そして49ersの組織全体が常にサポートしてくれ、励ましてくれたことに感謝しています。また、私の治療計画を継続的に支援してくださっているスタンフォード・メディカル・センターとUCSFメディカル・センターの医師や医療関係者にも感謝しています。そしてもちろん、妻のフェイスと子どもたちの無限の愛が大きな支えとなっています」

「治療を続けていく上で、私のプライバシーを尊重していただければ幸いです。祈りの気持ちは変わらず、一日も早くチームとコーチングに戻れることを楽しみにしています」

1987年にグリーンベイ・パッカーズに2巡目で指名されたホランドは、パッカーズのLBとして7シーズンにわたってプレーした後、1995年にディフェンスのクオリティコントロールコーチとしてパッカーズでアシスタントコーチの仕事を始めた。ホランドはパッカーズの殿堂入りを果たしている。

パッカーズから現在の49ersに至るまでの間にホランドは、シアトル・シーホークス、デトロイト・ライオンズ、ヒューストン・テキサンズ、ラスベガス・レイダース、クリーブランド・ブラウンズでもコーチ業に従事してきた。

【R】