QBハスキンズがスティーラーズのロースター入りとの報道
2021年09月01日(水) 03:58カットダウン期日にはNFL全体で解雇者が続出されるとあって、ニュースもネガティブな内容が多くなる。しかし、その一方でロースター入りを果たした選手たちの明るい話題もある。
そのひとつがピッツバーグ・スティーラーズからもたらされた。クオーターバック(QB)ドウェイン・ハスキンズがトレーニングキャンプを終えて職を手にしたのだ。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話として、元ドラフト1巡目指名選手のハスキンズがスティーラーズの53人の初期ロースターに入る見込みだと報じた。
2019年ドラフト全体15位で指名されたハスキンズは1年半でわずか16試合にしか出場できず、ワシントン・フットボール・チームからカットされ、早いタイミングでの放出はフィールド内外での苦悩が際立っていた。
ピッツバーグではヘッドコーチ(HC)マイク・トムリンがハスキンズに関して忍耐を説いており、ハスキンズと契約した直後には、若いQBにはプレーの心配をする前に、まずはプロとしてフィールド外の面に集中してほしいのだと明かしていた。
誰が見ても、ハスキンズはあらゆる面で成長している。コーチたちはハスキンズの映像研究への取り組みを称賛し、フィールド上でのプレーも改善されている。ボックススコアはあまり良くないかもしれないが、ハスキンズはフィールドを読む力を向上しつつ、腕の強さは保たれている。一貫性のないミスをなくすことができれば、再び輝きを取り戻すことができるだろう。
現状、ハスキンズはベン・ロスリスバーガーの姿を見ながら学習することになる。今オフシーズンに契約延長したばかりのメイソン・ルドルフはバックアップにまわると見られ、オフシーズン中は2番手の座もハスキンズに押されていた。ベテランのジョシュア・ドブスは現地8月31日(火)午後になってリザーブ/故障者リストに登録されている。ビッグベンことロスリスバーガーを1年かけて見続け、コーチ陣からの学びに励む日々を過ごせば、2022年のハスキンズの株が上がるかもしれない。
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